ぼく(わたし)はジュゴン ~ 知れば納得、解れば行動する

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 辺野古バスの中で配られたチラシです。配った方の友人から送られてきたそうです。

 この「ジュゴン新聞」をつくった方は、神奈川県で小学校の教師をしていらっしやるとのこと。地域のお祭りがあり、「あなたは沖縄へよく行っているようだから、皆さんに辺野古のお話をして」と、思いがけず声をかけられ、戸惑いながらも大勢の地域の人たちの前で、「沖縄の人たちが新しい米軍基地に反対して頑張っている」ことを話したのだそうです。埋められようとしているその海は「ジュゴン」も美しい「サンゴ」も「海亀」も住んでいる「命の海」だということも。

 すると意外にも多くの人たちから「沖縄でこんなことが起こっているとは知らなかった」「辺野古のことをもっと知りたい」と好意的な反響があり、「知らないから無関心だったのだ」と気が付いたそうです。

 そこで、思いついたのが「ジュゴン新聞」。子どもたちに、日本で沖縄の海にしかいないジュゴンを通して、平和と環境の大切さを伝えたのです。

< 裏>

 子どもたちは、とても関心を持ち素直な気持ちでたくさん質問をしてきました。そして、このチラシをもって家に帰り、親やきようだい・家族に、目を輝かせて「ジュゴン」の話をしました。

 今では「ジュゴン」でつながった絆が広がり、地域の有志たちで「沖縄に、もう米軍基地はいらない」と、駅前でスタンディングをするまでになっているという「うれしいお話」です。

 

 

 

2020年12月28日リンクURL