「意味がわからん! 」 ~ 9月16日の辺野古

 不屈の抵抗2264日目の辺野古ゲート前。朝7:00那覇発の辺野古直行バスに乗ってやってきた。 

 朝夕に秋の気配を感ずるも、日中はまだ30度をくだらない。国道沿いのゲート前は、アスファルト道路からの照り返しで、座っているだけで汗が噴き出す。暑い一日が始まる。

 辺野古に到着するとテントの下に、「設計変更申請」の資料や記入用紙が置かれ、投入箱を設けて提出を呼び掛けていた。オール沖縄会議がまとめて提出する仕組み。「ポストや郵便局まで遠い」という人や、「どこに出せばいいの?」という人には助かる。

 オール沖縄会議の現場部会の責任者・山城博治さんも意見書提出を呼び掛けた。「県外の人も意見書を出す権利がある。米軍基地に国民の血税が湯水のように使われている。莫大な新基地建設費を、福祉、医療、教育、コロナ対策に回せ!と声を上げるのも意見の一つとなる」

 今日、菅内閣が誕生する。「支持率が墜落寸前まで落ち、仕方なくやめたのに、その安倍政権を100%継承するという菅内閣への期待で支持率が20%も以上もあがったという。意味がわからん!」と博治節。沖縄にとっては安倍政権以上に冷たい、何をするかわからない菅政権と、沖縄では警戒されている。その最悪のシナリオが今日(16日)スタートする。

今日も、9:00、12:00、15:00の3回にわたって、171台の生コン車や工事車両の搬入が、座り込み抗議する市民を排除して行われた。

 報告によると、本部港塩川埠頭や安和桟橋でも土砂の搬出作業が行われた。台風続きで海上での抗議行動が長い間できなかったが、16日は再開され、抗議船一隻、カヌー9艇が出て抗議を行ったとのこと。

 

 

 

2020年9月17日リンクURL