あなたは本当に私の国(アメリカ)の戦争に出かけますか? ~ 映画「主戦場」

 このところ立て続けに映画を観ている。「新聞記者」「記者たち」に続いて、先週はドキュメンタリー映画「主戦場」を観た。

 テーマは「慰安婦問題」だが、そこから透けて見えてくるのは、戦争ができる国・戦前回帰を目論む、日本という国の政治の「実相」である。

 まだ見ていない人に、映画の中身を語るのは愚の骨頂、だが一つだけ伝えたい。

 映画(監督は日系アメリカ人)は最後に、日本国民にこう語り掛ける。「日本が再軍備(憲法を変えて自衛隊を明記)するということは、アメリカが始めた戦争に参戦するということ。あなたは、本当に私の国(アメリカ)の戦争に出かけますか?」

「主戦場」は、桜坂劇場で明日9日まで上映中です。

 

2019年8月8日リンクURL