今日の辺野古は、これからの厳しい夏を予見させるような暑い一日だった。
機動隊が皇室警備で忙しく辺野古に来られなかったため、2週間にわたって辺野古の車両搬入が止まり、その間ゲート前の抗議行動もお休みとなったことから、2週間ぶりのゲート前行動だった。
去る2日の安倍政権抗議集会で「出来るだけ現場に出るようにしたい!」と宣言した山城博治さんが、今日早速ゲート前に。
<博治さんの元気な姿に励まされ、座り込みのみんなも元気なる>
4月からの新年度で機動隊も顔ぶれが結構替わったようで、新しい職場で張り切ったのか、今日の機動隊の強硬ぶりはいつものまして暴力的だった。
強制排除に抵抗したため、屈強な機動隊に思いっきり突き飛ばされた女性が道路に頭を打ち、脳震盪を起こして、救急車で運ばれる事態となった。
機動隊の暴力に抗議して、メインゲートでも米軍車両の阻止行動を行った。
フェンス沿いの草むらに可憐なネジバナがたくさん顔を覗かせていた。美しい命湧く海を埋め立てて、戦争のための基地をつくる人間たちを、花々は「何と愚かなものたちよ!」と見ていることだろう。
「子を守り 命け削って 座り込む」、ゲート前に座り込む思いを俳句に詠んだ作品が新聞に紹介されていた。
日本で唯一ジュゴン(沖縄ではザンと呼ばれる)の住む海・辺野古・大浦湾を壊させてはならない。