「命がけです」 ~今日(6月13日)の辺野古

名護市議の大城敬人さん、3年前にこのゲート前で機動隊にごぼう抜きされ運ばれる途中に狭心症の発作を起こした。救急車で運ばれ一命をとりとめたが、杖なしで歩けるように回復するまでに1年以上かかったという。以来、このTシャツ着て心臓の病歴のあることを明示し、機動隊の強制排除の際は、いつも自ら立ち上がってこの場を離れるようにしている。

機動隊にも病気のことが認知されてきたため、最近はTシャツを着ていないことも多くなっていた。ところが昨日(12日)、病気のことを告げても、機動隊は大城さんを離さず、強引に担いで檻に運び込んだ。檻の中で気分が悪くなって解放を求めても、水を要求しても無視されたという。「周りにいた人たちと救護班の機転で事なきを得たが、まさに命がけで私たちはここに座っている」と憤った。

このところ機動隊は乱暴になっただけでなく、檻に拘束した人たちが、トイレに行きたいと求めても認めないなど、市民への対応に寛容さがなくなっている。

女性に対しても、高齢者にも容赦がない。↑↓

ごぼう抜きした人たちを拘束する檻

前名護市長の稲嶺進さん。一市民としてできる限り座り込みに参加する。そんな中でほとんど毎週県外へ出かけ、様々な集会で沖縄のことを訴えている。「全国から声がかかる。沖縄は孤立していません!」と、みんなを励ました。

テント前のプランターに、どなたが持ってきたか、燃えるような赤い花が咲いていた。

珍しい花のようで、ネットで調べてもなかなか出てこない。やっと見つけたら、ほとんど外国での写真だった。その名も「ファイヤーボール」、名前の通り火の玉のような赤い花。辺野古に座る人たちの、いまの気持ちを体現した花かもしれない。 

不屈の座り込みももうすぐ1500日にならんとす。

2018年6月14日リンクURL

また墜ちた米軍機!!!~F15戦闘機墜落(嘉手納基地所属)

今日(11日)午前6時半ごろ、那覇市の南約80㌔の海上で、嘉手納基地所属のF15戦闘機が墜落。パイロットは緊急脱出し救助されたが足を骨折する怪我を負った。F15戦闘機は6機で訓練中だったという。

  <F15戦闘機 イーグルス>

相次ぐ米軍機の事故やトラブルが続きに、辺野古ゲート前をはじめ沖縄各地から不安と憤りの声が上がっている。

第3次嘉手納爆音訴訟原告団と沖縄平和運動センター、中部地区労は12日正午すぎから北谷町砂辺の嘉手納基地第1ゲート前で緊急の抗議集会を開く

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翁長雄志知事は、登庁時に記者団に応え、「事故が相次ぎ、解決しないまま新たにF15が落ちてしまった。子や孫に責任が持てない。こういう先進国はないのではないか。政府は当事者能力がない」と強い不快感を表明、原因究明まで同型機の飛行停止を求めた。

事故を受けて小野寺五典防衛相は米軍に対し、安全管理の徹底と再発防止を要請したが、同型機の飛行停止は求めなかった。

 嘉手納基地のF15戦闘機墜落を受け、沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる「米軍嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協、会長・桑江朝千夫沖縄市長)は11日午前、緊急の幹事会を開き、沖縄防衛局に抗議することを決定した。(以上、琉球新報ネットニュースより)

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F15戦闘機が常駐する嘉手納基地は、米空軍の専用基地で、総面積は、約19.95km2。3,700mの滑走路2本を有し、200機近くの軍用機が常駐する極東最大の空軍基地である。また、在日空軍最大の基地である。面積においても、日本最大の空港である東京国際空港(羽田空港)の約2倍である。(ウィキペディアより)

 

 

2018年6月11日リンクURL

第4回 海上座り込み 6月25日(月)に参加しよう!

国は、沖縄県に申請した施行概要に違反して、工事のしやすい浅瀬で護岸工事を始めています。

今月いっぱいにも三方から行われている護岸工事が繋がり、海が囲いこまれて、早ければ8月にも、この部分への土砂の投入が始まるのではないかと懸念されています。

潮が引くと干潟となる浅瀬は、海の生物の「ゆりかご」です。海が囲い込まれ潮流が途絶えると、ゆりかごの中の赤ちゃんは生き延びることができません。増してや土砂が投入されると海の死を意味します。たとえ工事全体の数パーセントであっても、大浦湾全体への影響は計り知れないものがあります。

これは、何としても止めなければなりません。

海上から直接護岸工事への抗議行動を行っているカヌーチームと抗議船をフルに展開して行う海上座り込み行動が、毎月行われています。今月は25日(月)です。
多くの方々の参加を呼び掛けています。

2018年6月11日リンクURL