森に入って抗議~今日(11月12日)の高江

土曜集中行動日、平和市民連絡会のバスで高江へ。

p1040235 午前5時に那覇を出発。8時少し前に高江に着くと、すでに250名ほどが集まり、抗議行動は始まっていた。

ただ、どうもあたりの風景がいつもと違う。よく見たら、いつもは、片側車線を占拠して10台も20台も停車しているあの暑苦しい県外機動隊の警察車両が一台もない。機動隊員もほとんど姿が見えない。

どういうこと?と思ったら、この土曜、日曜と、恒例の自転車ロードレース「ツールドオキナワ」が行われ、やんばる路を数百台の自転車が疾走するのだという。そんなときに大型の警察車両が、片道一車線しかない県道の半分を埋め尽くし、砂利トラの大名行列がもう一方をノロノロ運転していたらロードレースなんかできないし、事故でも起こったら大変なことになる。一大観光イベントでもある自転車ロードレースが台無しになる。

というわけで、県外機動隊も工事車両も、どうやらお休み、ということらしい。

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p1040232この日も、国会議員、県議団、県内外からの参加者など、たくさんの人がN1ゲート前を埋めた。それでも10時までは集会を継続、その後はN1前に一部を残し、集会場所を荒川ダムの入り口に移して、さらに監視・抗議行動を続けることになった。

N1ゲート前に残った人たちの中から、希望者を募って、森の中に入って抗議行動を行うというので、私も含め30数人が手を挙げた。

p1040251森に入って30分ほどでN1近く、山城博治さんが有刺鉄線を切ったとして逮捕の理由にされた現場に着いた。簡易の金網の壁と有刺鉄線が目に付く。

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さらに15分ほど少々きつい雑木林の坂道を登って、N1近くにある砂利のストックヤードに到着。

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抗議する市民たちを強制的に排除して、N1ゲートから侵入した砂利トラ(10tトラック)は、ここで一旦砂利を降ろす。ここからは細い山道でも走れる4トントラックに積み替えて、G地区、 H地区へと運ばれる仕組みになっている。

広大なストックヤードを少数の機動隊と防衛局の職員が守っていた。(誰から?何から?)

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セメントの材料にもなる砂利はアルカリ性。これが酸性土壌の山原の森の生態系を壊し、ヤンバル固有の貴重な動植物を痛めつける。

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<写真を掲げ山城さんの逮捕・拘束に抗議した>

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直径が70~80センチもありそうな大木が切り刻まれ、痛々しい。

防衛局員:「ここは米軍提供施設内だ。すぐに出ていけ!」

抗議する市民:「沖縄県民は誰も提供などしていない。この森は沖縄のものだ!」と応酬が続く。

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連絡を受けて駆け付けたらしい機動隊の隊長車が、窓を開けて抗議する市民をビデオ撮影していた。これが次の逮捕・拘束の証拠写真になるのか?

森の中およそ2時間の抗議行動だった。

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ツールド沖縄の選手たちにも激励の声をかけながら、抗議集会は午後三時まで行われた。

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そして、那覇への帰途、山城博治さんはじめ仲間たちの違法な拘留が続いている名護署で、抗議と激励行動を行った。

 

2016年11月13日リンクURL

今日(11月11日)の辺野古

違法な弾圧で工事が進む「高江」に思いを馳せながら、
今日も辺野古ゲート前でも抗議行動が行われた。

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私たちが、なぜここで毎日抗議活動をしているのか、戦後71年間米軍が駐留し続ける中、沖縄でどんなことが起こったのか、殺人、レイプ、航空機事故、自動事故、環境汚染など、米兵に事実をしっかりと英語で語りかける。

p1040224p1040219

フル装備の米軍車両が、機関銃もむき出しにして公道(県道)を我が物顔に走りまわる。こんな光景は他府県では見られない。沖縄だけに押し付けられた安保の理不尽。p1040214

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米軍車両を止めて15分もしないうちに待機していた県警の機動隊が、米軍を助けにやってくる。午前中は何度もその繰り返し。いまも毎日行っている。

不屈の座り込み859日目の辺野古

DVC00108.JPG<上空を飛ぶヘリやオスプレイに反基地をアピール>

 

2016年11月11日リンクURL

いま 安倍晋三首相に一番聞かせたい歌~戦争の親玉(ボブディラン)

ボブディラン「戦争の親玉」和訳

「戦争の親玉」
BOB DYLAN

おい、戦争の親玉たち
全ての銃をつくるおまえら
死の飛行機をつくるおまえら
全ての爆弾をつくるおまえら
壁にかくれるおまえら
机の後ろにかくれるおまえら
おまえらに云いたい
おまえらの正体まる見えだよ

壊すことしかしないおまえら
おまえらはオモチャみたいに
俺の世界をもてあそぶ
俺の手に銃を握らせ
俺から隠れるが
弾丸が飛び始めたら
一目散に逃げる

ユダのように嘘つきで
戦争に勝てると信じ込ませるおまえらだが
その目ん玉も脳みそも
配水管の水のように透けて見えてるぜ

銃の引き金に手をかけさせて
他人に弾かせて後ろから見てる
死人が増えれば官邸に隠れるが
若者の血は流れて泥に埋められる

おまえらは最悪の恐怖をふりまいた
子供を産むことの恐怖
まだ産まれてない俺の赤ん坊を脅かしてる
おまえらはその静脈に流れる血にも価しない

ほんとにわかってるのか
メチャクチャなこと云ってるくせに
「お前は若い」し「バカだ」と
けど俺にでも分かるよ
神様は絶対おまえらのことを許さないと

ひとつ質問がある
おまえらの金はそんなにいいもんなのか?
それがあれば許されると思ってんのか?
そのうちわかるだろうよ
おまえらが死ぬときに有り金全部積んでも
その魂は買い戻せやしない

おまえらは死ねばいい
おまえらの死はもうすぐだぜ
俺はおまえらの棺桶に付いて行って
墓穴に降ろされて死ぬのを確かめる
そしておまえらの墓の上に立ち
その死をしっかり見届けてやるよ

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 「ボブディラン氏 ノーベル平和賞の受賞受託」のニュースで この歌を思い出した。(ネットで和訳を調べたらいくつか見つかったが、これを選んだ)

反体制と言われたフォークやロックの歌い手たちが、リベラルそうでいて、実はそうではない、という事実をいくつも見てきたので、発表後沈黙を守っているボブディランに、「権威にはなびかない」姿を感じて、ひそかに拍手を送っていたから、正直ちょっとがっかりしたけど。

 それはそうとして、ボブディランがこの歌をつくった時代から、戦争をしたい人たちの存在は、変わっていないどころかますます増幅するばかりなのは、悲しい。

 日本にある米軍基地の74%が集中する沖縄からは、日米の「戦争の親玉たち」の姿がよく見える。この歌は、タイトルといい、歌詞といい、戦争屋を実にぴったりとリアルに表現している。

 日本の「戦争の親玉たち」はこの歌を知っているのか、この歌詞にどんな反応をするのか。見てみたい,聞いてみたいものだ。

2016年11月10日リンクURL