7月5日から那覇市民ギャラリーで開催予定だった写真家・広河隆一氏の写真展が中止となった。過去に複数の女性に対する性暴力が明らかになり、活動を停止していた広河氏が、被害者への明確な謝罪がないまま活動を再開することに対し、県内の女性たちを中心に抗議の声があがっていた。
<7月2日 琉球新報 ↑ >
<7月8日 琉球新報 ↑ >
10日に行われたフラワーデモでも広河氏の写真展に抗議、声明文を発表した。
<7月18日 琉球新報 ↑ >
2019年、父親からの性暴力訴えていた裁判で無罪判決が出されたことに抗議し、社会から性暴力を撲滅しようと#Metoo運動、フラワーワーデモが、東京から始まり、全国へ広がった。
以来、沖縄でも毎月11日に、県庁前の県民広場で任意で集まった人たちが、声を上げ続けている。
コロナ禍が始まって、語り合うことが難しくなったので、現在はプラカードと「花」を手にスタンディングが中心となっている。
今日は男性二人、子ども二人を含む17人が集まった。
今日は特に、昨年10月に起こった米軍兵士による性暴力事件の判決が確定したことが報告された。
強制性交等致傷の罪に問われた在沖米海兵隊上等兵に懲役4年6月を言い渡した判決が、9日の期限までに控訴がなかったため、確定したもの。
フラワーデモは、同じく県民ひろばで、来月も11日に午後7時から行われる。
(写真の花々は、現在県民ひろばの花壇に咲いている花たち)
米軍基地が異常に集中する沖縄で、米軍人・軍属による女性への性暴力事件が後を絶たない。昨年10月に起きた事件で、那覇地裁はきのう、被告米兵に懲役4年6カ月の懲役を言い渡した。
↑<27日 琉球新報 ↑>
25日の琉球新報によると、24日に開かれたジョーダン・ビゲイ被告の公判では、被害女性による意見陳述書を検察官が読み上げた。
「心療内科に通院し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され服薬が続く。歩いたり車に乗ったり、後ろに人が立ったりすることにも恐怖を感じるといい、癒えることのない、苦しい胸の内をつづった。
「怒りは湧きません。本当に死んじゃうかと思った。こんな怖い思いを誰にもしてほしくない」と思いを語った。4月に事件が報道されるようになってからは「何度も自分を責めた。どうすればよかったのと混乱することも多かった」と振り返る。
「普通にできたことができなくなった。今までの私を返してほしい」と訴え、事件が二度と起きない世の中を願った。