今日(11月8日)の辺野古~嬉しい差し入れいっぱい!

このところ毎週水曜日はかなりの台数の工事車両に入られている。
今日も3回の排除で180台余が入ったうえ、不当逮捕もあった。

 座り込みの人たちに対する機動隊の対応が、ますます暴力的になってきている。この日私も右手首を強い力で押し曲げられ、「痛~い!」と何度も悲鳴を上げたら、ますます力を入れてきた。そのまま持ち上げられ50メートルほど運ばれたので、手首が折れるかと思うほど痛く、涙が出た。その暴力的なやり口には悪意を感じる。

 特に暴力的なのは特定の何人かの機動隊員である。彼らにとっては警察官として逮捕術などとして身に着けたものであるかもしれないが、辺野古に座り込む市民らは犯罪者ではない。このような不当な弾圧には断固抗議すべきだ。

 

今日も県外から多くの人たちが参加した。とくに「辺野古のケーソンを作らせない」活動をしている三重県の皆さん11人の参加は心強かった。「辺野古埋め立ての基礎工事に使うケーソンを作らせなければ埋め立ては進まない。沖縄に対して自分たちができるせめてもの活動である。多くの無関心な本土の人たちに広げる活動に力を入れている」とあいさつした。

今日は嘉手納町職労の皆さんによる、美味しい沖縄そばの差し入れがあり、熱々のお昼をごちそうになった。他にも毎週水曜日にバナナを差し入れして下さる人、焼き立てパンのお店からも定期的にいろいろな種類のパンが届く。心のこもった差し入れに励まされて、3度のごぼう抜きに耐えた。

不屈の座り込み1221日目の辺野古からでした。

2017年11月9日リンクURL

今日(11月1日)の辺野古~アメリカは戦争に嫌気がさしている

今日(11月月1日)6:30、昇る真っ赤な朝日浴びながら辺野古へ向かった。

今日も、3回にわたって強制排除され、220台ものトラックやミキサー車が基地の中に入った。

 

私たちは、何度排除されようと、ただひたすら非暴力で座り込むだけ。

今日も県外からたくさんの人たちが参加した。三重と岐阜から11人のメンバー。マイクを握った男性は、「昨年、自転車で日本一周をしていた時、辺野古に遭遇した。すごい闘いをしているところがあると感動した。通りすがっただけだったが、2か月半も辺野古のテントで寝泊まりして沖縄の人たちと共に座り込んだ。 地元に戻って友人、知り合いに声をかけて、第一期沖縄辺野古ツアーを組み11人でやってきた。二期、三期とこれからも輪を広げていきたい」

一緒に参加した女性は「沖縄は観光で何度も来たが、こういう闘いの場所は初めて。機動隊に囲まれて足が震えた。70年近く生きてきてこんな経験は初めて。沖縄の人たちはこんな経験を毎日しているのだと実感できた。友人たちを連れて、またきっと来る」

この日、ベトナム戦争中に反戦を訴え、空母イントレピッドから脱走した米兵で著述家のクレイグ・アンダーソン氏(講演のため来沖中)が辺野古を訪れた。

「人々の暮らしと密着して基地があることに驚いた。アメリカの政府が基地の存在を許していることが一番問題。

アメリカ国民は戦争に嫌気がさしている。それは兵隊も同じだ。皆さんがあきらめずにかんばれば必ず勝利の日が来る」と座り込む市民を励ました。

                   <故・嘉陽のおじぃのことば>

不屈の座り込み1214日目の辺野古より

 

2017年11月2日リンクURL