また墜ちた米軍機!!!~F15戦闘機墜落(嘉手納基地所属)

今日(11日)午前6時半ごろ、那覇市の南約80㌔の海上で、嘉手納基地所属のF15戦闘機が墜落。パイロットは緊急脱出し救助されたが足を骨折する怪我を負った。F15戦闘機は6機で訓練中だったという。

  <F15戦闘機 イーグルス>

相次ぐ米軍機の事故やトラブルが続きに、辺野古ゲート前をはじめ沖縄各地から不安と憤りの声が上がっている。

第3次嘉手納爆音訴訟原告団と沖縄平和運動センター、中部地区労は12日正午すぎから北谷町砂辺の嘉手納基地第1ゲート前で緊急の抗議集会を開く

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翁長雄志知事は、登庁時に記者団に応え、「事故が相次ぎ、解決しないまま新たにF15が落ちてしまった。子や孫に責任が持てない。こういう先進国はないのではないか。政府は当事者能力がない」と強い不快感を表明、原因究明まで同型機の飛行停止を求めた。

事故を受けて小野寺五典防衛相は米軍に対し、安全管理の徹底と再発防止を要請したが、同型機の飛行停止は求めなかった。

 嘉手納基地のF15戦闘機墜落を受け、沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる「米軍嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協、会長・桑江朝千夫沖縄市長)は11日午前、緊急の幹事会を開き、沖縄防衛局に抗議することを決定した。(以上、琉球新報ネットニュースより)

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F15戦闘機が常駐する嘉手納基地は、米空軍の専用基地で、総面積は、約19.95km2。3,700mの滑走路2本を有し、200機近くの軍用機が常駐する極東最大の空軍基地である。また、在日空軍最大の基地である。面積においても、日本最大の空港である東京国際空港(羽田空港)の約2倍である。(ウィキペディアより)

 

 

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第4回 海上座り込み 6月25日(月)に参加しよう!

国は、沖縄県に申請した施行概要に違反して、工事のしやすい浅瀬で護岸工事を始めています。

今月いっぱいにも三方から行われている護岸工事が繋がり、海が囲いこまれて、早ければ8月にも、この部分への土砂の投入が始まるのではないかと懸念されています。

潮が引くと干潟となる浅瀬は、海の生物の「ゆりかご」です。海が囲い込まれ潮流が途絶えると、ゆりかごの中の赤ちゃんは生き延びることができません。増してや土砂が投入されると海の死を意味します。たとえ工事全体の数パーセントであっても、大浦湾全体への影響は計り知れないものがあります。

これは、何としても止めなければなりません。

海上から直接護岸工事への抗議行動を行っているカヌーチームと抗議船をフルに展開して行う海上座り込み行動が、毎月行われています。今月は25日(月)です。
多くの方々の参加を呼び掛けています。

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辺野古は、世界中の平和のために闘っている人たちの最前線~今日(6月6日)の辺野古

平和市民連絡会の6:30発辺野古行きバスに乗るため県庁前へ行く。夜が明けきった明るい空に、半月が…。

梅雨入りしたのにほとんど雨らしい雨は降らず、今日も澄んだ青い空が恨めしくなほどだ。

慶良間諸島の座間味島では、夜間断水がは始まったという。辺野古への途中、沖縄自動車道から見えるダムは干上がって、湖底が見えていた。

沖縄本島でも給水制限があるかもしれないと、心配になってくる。

          不屈の座り込みももうすぐまる4年となる。

県警機動隊は、基地の中から出てきて、座り込んでいる私たちを排除する。

毎日、パトカーに先導されて民間企業の工事資材を運搬するトラックがやって来ては基地の中に入って行く様子は、どう考えてもおかしい。

ダンプトラックやコンクリートミキサー車が入る前と後に散水車が豪勢に水を撒いていく。県民生活は水不足で困っているというのに。

今日(6日)、ゲート前は国際的だった。

イギリスからやってきた若者(学生)が、「米軍基地と日本政府に抵抗している沖縄の人々の姿に感動した。僕が生きている間に、世界中の米軍基地がなくなり、この地球上から戦争がなくなることを願っている。一人の力は小さくても、こうして一人ひとりが集まると、アメリカの戦争を終わらせる大きな力になる。一緒に頑張りましょう」と熱くかたった。

パレスチナ難民の支援活動をしているというこの男性はカナダから。「アメリカは平和の敵、人類の敵だ。沖縄は世界中の平和のために戦っている人たちの最前線にある。皆さんは辺野古のためだけでなく、世界のために闘っている。私たちは、みなさんにありがとう!です」

国際的な励ましに応えて、沖縄からは「カンカラサンシン」で、沖縄戦直後の捕虜収容所で生まれた民謡で反戦歌ともいわれている屋嘉節を歌った。

戦後の廃墟の中で沖縄の人たちは、缶詰の空き缶とパラシュートの糸で作ったカンカラ三線で歌い踊って、傷ついた心を癒し気力を奮い立たせてきた。

辺野古ゲート前でも、歌と踊りは抵抗の有効な手段となっている。

帰り道、舗道に散り敷くホウオウボクの赤いじゅうたんを踏みしめて辺野古を後にする。

 

2018年6月7日リンクURL