続・コロナは米軍基地からやってくる ~ 158名のクラスター オミクロン株か?

 新型コロナの感染が広がり始めた昨年7月、このブログで「コロナは米軍基地からやってくる!」のタイトルで、軍隊の移動によって世界中に感染症が拡散された過去の事例を、風疹を例に紹介した。そのことから、沖縄は、観光地であることと米軍基地が集中する二重のリスクを負っていると懸念を示した。その後、沖縄が日本一の感染率を一年余り更新し続けてきたことはご存知の通りである。

いままた いったん収まったとみられたコロナ禍が、またしても米軍基地由来で拡大しようとしている。

 

 沖縄県は16日、県内で初のオミクロン株感染者(1人)が出たと発表、その人がキャンプ・ハンセンに勤務する基地従業員だったことから、前日に発生したキャンプ・ハンセンでの77名のクラスターがオミクロン株ではないかと懸念、ゲノム検査を要請したが、米軍は応じていない。

 クラスターを起こした部隊は、いまオミクロン株の感染者が爆発的に拡大している米本国から移動して来たばかりの兵士たちだった。その後もキャンプハンセン内のクラスターは拡大、今朝の新聞は158人になったと報じている。

 米軍は国外から移動して来た兵士たちの外出を制限しているとしているが、基地周辺の繁華街では、マスクもせずに闊歩している米兵でにぎわっているという。

 

 

 

 

 

 

 

 ゲート前で座り込む私たちの前を駆け抜ける米兵はマスクをしていない。

 昼休み時間、仲間同士で談笑している米兵ら、やはり誰もマスクはしていない。(いずれもキャンプ・シュワブにて )

 

 

2021年12月19日リンクURL

抗議集会を矮小化報道 ~ NHKさん!ウチナーンチュ ウセーテーナイビランドー

 残念ながら「やっぱり!」だった。

 14日朝、辺野古での「土砂投入3年、国の横暴許さない県民大行動」を取材にきたNHK取材班を見かけて、「NHKさん!しっかり取材して、本当のことを伝えてくれよ!」と、思わず心の中でつぶやいた私だった(14日のブログで紹介)が…。

案の定、集会の様子を伝えるその日夕方のNHKニュースは、「集会参加者50名」「辺野古の埋立てはすでに51%進んでいる」と、とんでもない報道をしたという。(私は、所用があって直接NHKニュースを見る(聞く)ことが出来なかったが…)私の周りでは、ニュースのひどさに、多くの人がNHK対して苦情・抗議の電話をかけている。

 その日、那覇から出発して8時過ぎには辺野古に着いたが、NHKの取材班はすでに取材を始めていた。第一回の搬入は9:00からなので、ゲート前にはまだ誰も座り込んでいない。わずかに一人二人が、抗議のメッセージボードを掲げて、国道を行く車、メインゲートから基地に入る米兵や基地従業員に「新基地NO」の意思表示をしているだけだった。その閑散とした様子を彼らは撮りたかったのか?

14日のブログの繰り返しになるが)9時前には、およそ50名余が工事用ゲートに座り込んだ。しかし、ダンプも来なければ、防衛局も機動隊も姿を見せない。つまり工事車両の搬入はなかった。10時半からの「県民大行動」の集会に合わせて、10時過ぎには工事用ゲートを引き上げ、テントに戻った。

 

 

 

 

 

 

 10時半から始まった集会には、およそ220名、同時刻に並行して行われた海上行動にカヌー36艇と5隻の抗議船で60名、計280名が参加していると報告された。そして、各参加者のあいさつや活動報告の中で「辺野古の埋立てはまだ予定の8.3%」と何人もの人が発言している。

 この時点でNHK取材班のカメラも確かに回っていた。「集会参加者50人」「埋め立ては51%進んでいる」は、どこから引っ張り出したのだろうか? 恣意的と疑われても仕方がないだろう。「NHKさん!ウチナーンチュ  ウセーテーナイビランドー(沖縄人をバカにしてはなりませんよ!)」

 この日、ダンプによる資材搬入がなかったのは、「県民大行動」の集会があることで、座り込みへの参加者も増えると想定しての中止だろうと言われた。

 しかし、私は、(めったに来ることのない)NHKが取材に来るため「新基地に反対してゲートに座り込む市民が、機動隊によって強権的に排除されている映像が全国に流れるのはまずいから」だと疑っている。

似たようなことはこれまでも何度もあった。沖縄県民のNHK報道に対する不信感は増すばかりだ。

 

2021年12月17日リンクURL

文子さん怒り爆発!若者は涙!サンタは戦車に乗ってやってくる! ∼ 12月15日の辺野古

 昨日(14日)、今日(15日)と2日連続の辺野古である。初日の出のようなでっかく輝く朝日を浴びながら辺野古へ向かった。暖かい(暑い、熱い)一日になりそうな予感がした。

 昨日は、辺野古の後さらにもう一つの日程をこなさなければならなかったので、ブログの更新は日付が変わるギリギリまでかかった。そのうえ今朝は4時半起きだったから、さすがに少々疲れ気味。「もう若くはないんだから…」と、どこかから突っ込みの声が聞こえてきそうだ。(自覚はしているんですけどね…状況が許さない) 

 

 工事用ゲートの前では、私たちの到着前から、二人の若者がボードを掲げて抗議行動をはじめていた。新たな若者の参加はとても嬉しい。

 今日は早朝から参加者が多い。昨日の今日だからだろうか!

 今日水曜日のゲート前行動のリーダーは、高里鈴代さん。前日の土砂投入3年目の集会に触れ、知事の「不承認」にも拘わらず、工事を強行し続ける国の行為こそ違法であり、「機動隊の皆さん、あなたたちも、ここへ一緒に座り込むのべきです」と呼びかけた。

 そこで、珍しく島袋文子さんが自ら求めてマイクを握った。

 「県警の皆さんに言いたい。私たちに道交法違反を言う前に、防衛局(国)に言いなさい。違法行為をしているのは防衛局のほうだ。私たちは好き好んでここに座り込んでいるのではない。子や孫の世代のために、島の平和を守るために、戦争体験者としてやむにやまれずここにいる。

  県警の皆さん!同じ沖縄人なのに、なぜ戦争をしようとしている国の言いなりになる。あなたたちは戦争の本当の恐ろしさを知らない。今度戦争になったら、弾除けにされて死ぬのは、あなたたちなんだよ。あなたたちも、私たちと一緒にここへ座り込みなさい

 私は近く国会に行くつもりだ。岸田総理に言う。どうしても基地が必要というなら、国会の隣につくりなさいと。なぜ沖縄か!

 

 この後機動隊による排除が始まったが、文子さんの気迫あふれる正論に、機動隊は誰も文子さんに近づくことが出来なかった。機動隊から強引さが消え、全員排除するのにいつもの3倍以上の時間がかかっていた。

 文子さんのすぐ隣でその発言を聞いていた先ほどの若者のひとりが、排除された後も、目を真っ赤にしてずっと涙を流していた。若い柔らかな感性に、文子さんのことばが深く響いたのだろう。

 高里さんが、優しい言葉をかけてフォローしていた。彼女はカナダに留学中の岐阜県の学生で、環境問題の論文を書くために沖縄・辺野古に来ているという。今日辺野古での体験は、きっと彼女のこれからの人生に大きな何かを残してくれることだろう。 

 一回目の搬入が終わってテントに戻るとホカホカのヒラヤーチー(沖縄風お好み焼き)の差し入れが待っていた。

 水曜日はいつも差し入れ満載である。ランチタイムを前に「お腹がいっぱいになってしまう」と悲鳴を上げつつ、美味しいものは拒めない。

 

 師走の辺野古は、県外からの参加者も増え、2回目、3回目も座り込みの人数は増えるばかり。

 先週から基地の中にサンタさんが登場した。昨年からの現象だが、米軍基地には、サンタもトナカイではなく戦車に乗ってやってくるようだ。

 でもそれはサンタさんの本意ではないであろう。サンタさん自身は、きっと戸惑っているに違いない!(ごめんなさい!サンタさん)

 

 

 

 

 

 

2021年12月16日リンクURL