軍拡総理に慰霊の資格なし! ~ 慰霊の日② 全戦没者追悼式

  毎年慰霊の日摩文仁へは、友人の車か県が出している無料シャトルバスで来るが、今年はいつも辺野古へ行くグループのマイクロバスでやってきた。追悼式典に出席する高市総理への抗議行動に参加すためだ。

 平和祈念公園入口の十字路に抗議の横断幕を掲げ、ここを通る高市総理に一目でも触れ、「沖縄の声」が届けばと願った。 

 

 私たちの他にもいくつかのグループが抗議行動を行っていたが、ものすごい警備体制がしかれ、警備の警察官に囲い込まれ身動きが取れない状況になっいた。

 総理の車は、確認する間もないほど猛スピードで目の前を通過していった。

 

 式典会場近くのテントでは、断食抗議中のガマフヤー・具志堅隆松さんを激励する参議院議員の高良さちかさんの姿も。

 周囲をテントで囲い込み中が見えないようにしつらえられた全戦没者追悼式典会場は、一応誰でも入れるようにはなっているが、安倍元総理の暗殺事件以来、空港の手荷物検査以上に厳しい持ち物を検査されるため、県民に敬遠されるようになり、今年も空席がめだった。

 平和の礎の人の多さに「高市人気か!」とのいやな予感は、私の杞憂だったようだ。

 会場に入る高市総理に、いつもの作り笑いのような笑顔はなかった。そこは追悼式会場だから当然だが…。 

 次の日程へのバス出発時刻となったので、残念ながら知事の平和宣言、高市総理のあいさつを直接聞くことができなかったので、新聞の記事で紹介する。 

  玉城デニー知事は辺野古基地の問題に敢えて触れず、総理の改憲意欲をけん制。高市総理の発言中には、会場から「戦争反対」や「憲法守れ」のヤジが飛んだと伝える。県民のやむにやまれぬおもいである。

 今年も、豊崎中2年生・亀屋琉奈さんの平和の詩の朗読が胸を打った。

 「慰霊の日」が、県民のものではなくなっている。かつてのように、犠牲になった家族に思いをはせ、平和であることへの幸せを噛みしめ感謝する静かな慰霊の日を取り戻したいと、切にねがう。

 

 

2026年6月24日リンクURL

慰霊の日 ① 81年目の6月23日「平和の礎」

 今年も慰霊の日を迎えた。今年は特に気の重い慰霊の日だ。昨日から沖縄をはじめ九州各地でかなり高機能な日米共同訓練が始まった。わざわざ慰霊の日を挟んだ日程で戦争の予行演習、実践訓練を行うとは、沖縄の戦のことなどつゆほども気にかけていない証拠だ。なによりあの高市総理が、追悼式でどんな発言をするのかと気にもなるが、聞きたくもない。気が晴れないまま摩文仁に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

平和公園につ着いて、まず物々しい警備に嫌気がさす。警察官だらけだ。九州各県から来ているようだ。公園内の駐車場に一般市民の車は駐車できないという。誰のための「慰霊の日」だと問いたい。

 今年の平和の礎は戦後80年で節目の年だった昨年より人が多いように感じた。新たな戦前への危機感が身にせまっているからだろうか?「まさか馬鹿げた高市人気で、一目見たい、スマホで撮りたい!なんていいうんじゃないよね」とつぶやいたら、「まさか?」と、車で隣の席に座っていた友人が即時に否定した。 

 いつものように、渡嘉敷島出身者の記名をたどりご挨拶。祖父や親戚のの名前を見つけ、手をあわせた。

  友人の家族が三世代揃ってお参りに来ていた。真ん中のちびちゃんは3歳から毎年来ているという。

 残念ながら、昨年と同様「平和の火」はともっていなかった。先日の台風で点火設備が故障したのだという。手前のランプに火は温存されているが…。

  「平和資料館」先週から入館料無料。が、観覧している時間の余裕はない。追悼式典の時間が迫っていた。

 

2026年6月23日リンクURL

辺野古住民訴訟 最高裁で意見陳述 ~ 6月17日の辺野古

 沖縄は梅雨後半芒種の大雨がつづく。雨の中を早朝6時過ぎ自宅を出た。 めったにはかない雨靴に、レインコートの上下、雨傘と完全装備である。伊芸サービスエリアで見上げる恩納岳は霧に包まれ、山頂は見えない。

 辺野古に着く頃には傘はいらない程度に。それでも空はいつ降り出すわからない表情。用心のためレインコートも傘もすぐに装着できるようにしてゲート前に座り込んだ。

 辺野古住民の原告適格を巡って、住民が国を訴えた抗告訴訟上告審で、去る15日意見陳述を行った金城武政さんが、裁判の様子を報告した。金城さんは、高校生の時、母親が米兵にブロックで撲殺されたつらい過去に触れ、平和で穏やかに暮らす日常を求めているだけだと前置きして、「埋め立て工事が進む中で、提訴から7年もたっても審理が進まないのは理解ができない。しかし、原告適格を認めた高裁の結論を覆すことだけはしないと信じている」と訴えた。

 審理に入る前に、4人いる原告代理人弁護士のうち1人分しか席がなく、何度も強く抗議してやっと4人の弁護士の同席を認めさせたが、国側は一切発言はないまま閉廷となったという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 二度目の座り込みの正午前、雨が激しくなったた。

 民間警備会社の警備員は、雨具の装着もなしにお雨に打たれたまま、ずっと立ち尽くす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 午後三時前、三度目の座り込み。雨でも座り込み人数は減らず、心強い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 この日の琉球新報の記事「船長が過去に性暴力」は、ゲート前にも大きな衝撃を与えた。長くなるので、項を改める。

 

 

2026年6月18日リンクURL