ご案内<Ⅱ>”名護市長選挙勝利!女たちの集い”

 来月1月23日に名護市長選挙があります。報道されているように、既に菅前首相、自民党幹部たちも名護・北部に入り込んで振興策などで沖縄世論の分断に暗躍しています。

 このような中で、”名護市長選挙勝利!の女たちの集い“が急遽下記のように設定されています。年末の慌ただしい中、諸日程が重なりあっていますが、ぜひ成功するようにご協力をお願いします。(平和市民連絡会)

 

 

 

2021年12月12日リンクURL

「 選挙権をおろそかにすることは、自分をおろそかにすること」 ~ もろさわようこさん小学生に語る

 先日は「若者の多くが自民党支持」と嘆いたが、身近でも姪っ子(30代)が「政治家のお世話にはなっていないから、投票には行かない(これまで一度も行ったことがない)」と言っていると聞いて、暗澹たる思いになった。一応、「投票は、政治家のためにするのではない。自分のためにするもの」とは言った(メールで)ものの、彼女が投票に行く気配はない。大人の先輩としての「伝えることが出来ていない」責任を感じざるを得ない。

 そんな折、女性史研究家のもろさわようこさん(96歳)が、小学生向きの学習雑誌「小学8年生」に、女性がはじめて選挙権を行使した時の経験を語り、投票することの大切さを、子どもたちに伝えている記事に出会った。

(前略)『社会には、貧富の差、社会的地位、学歴などのさまざまな差別がありますが、選挙のときは総理大臣も、私たちも一票です。地位があるから、学歴があるからといって二票使うことはできず、みんな同じ一票しか使えません。選挙権は平等で、よりよい政治をつくるために欠かすことのできない貴重な権利です。選挙権をおろそかにすることは、自分をおろそかにすることだと思います。

 女性参政権に力をつくした市川房枝さんは「平和なくして平等なし、平等なくして平和なし」とおっしゃっていました。また、「男たちが立派な理由を並べて戦争を肯定しても、女はそれにまどわされまい、どんな理由があろうとも戦争はいやだ、その思いをよりどころに、一票の権利を生かして使おう」とも。そんな先生が亡くなったときの取材で、「どなたが市川房枝さんの遺志をつぐのですか?」と聞かれて、私は「日本中の女性です!」と答えました。

 私は戦争が終わったとき、再び同じあやまちをしないためには、いちばんつらい立場や、めぐまれない立場にいる人たちの場に立ってものを考え、行えば、大きなまちがいはないだろう、そう考え、歩み出しました。以来、平和のために一票を入れています。

 一国の政治が、人びとの選挙ではなく、指導者だけの意向で決まっていくなんていうことを二度とさせないためにも、民主主義を大切につくっていくのが選挙です。ぜひ候補者を調べて、大切に選挙権を使ってほしいと思います。(抜粋)

(全文は小学館のデジタル版「HugKum」で読むことが出来ます)HugKumの記事はこちらから「https://hugkum.sho.jp/295158

もろさわようこ:1925年、長野県生まれ。婦人活動家・政治家として有名な市川房枝の元で機関紙編集に携わり。女性史研究家に。96歳になる現在も、執筆活動を続けている。
12月に『新編 おんなの戦後史』がちくま文庫より刊行予定。>

※ 学習雑誌『小学8年生』10・11月号初出。

2021年10月29日リンクURL

4選挙区で激戦 続く ~ 衆議院選挙沖縄選挙区

政権交代をかけた選挙と称される今回の衆議院選挙、信じ難いことだが、若者たちの大半が自民党支持なのだという。これほどひどい政治状況でも、いまの政治でいいと思う若者たちの目線の先にはどんな未来像があるのだろうか? 

 アルバイトを掛け持ちして必死に学んできた大学に、経済的理由で通い続けられなくなっても「自助」と言われ、将来の社会保障は削られ、薄給で子供も産めない育てられない、このまま自民党政治が続けば、間違いなく戦場に駆り出される世代なのに…だ。

 超高齢社会になって、年を取れば保守的になるのかと思っていたが、60代以上に政権交代を望む声が高いという数字。戦争体験者と、その経験を直接見聞きして来た第二世代に平和を求める声は高い。

<← 10月28日 琉球新報>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 自民党が沖縄で唯一議席を持つ第四選挙区で、横一線の競り合いが続いている。沖縄唯一の議席を守りたい自民党は、候補者を大臣にして必死に守りを固めている。

 一方、オール沖縄側は、辺野古反対の保守系から立候補者を立て善戦が伝えられている。

<10月24日、南城市で支持を訴える金城トオル候補。写真提供:沖本裕司さん>

 

 

2021年10月28日リンクURL