朝露と月桃の花

DVC00002.JPG                                        < 実家の庭の月桃の花>

今年も月桃の花の季節になりました。

月桃(げっとう)の花の清楚な佇まいが好きです。
月桃の清々しい香りが好きです。

月桃「げっとう」というその名前が大好きです。

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花房に光る朝露。これは早起きした人だけが見ることのできる特権。日が昇る頃には露は消えてしまうから。

月桃の繊維は丈夫で
かつてはいろいろな農作物を束ねる縄になりました。

月桃の香りは防腐作用があり、食品や化粧品、医薬品の保存料になり、衣服の防虫剤になります。

繁殖力も旺盛で、強く根を張るので、畑の周りに植えて
赤土流出の防波堤としても活用されています。

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梅雨空に生えて、凛と咲く姿は、
71年前の「沖縄戦」で、沖縄県民が流した涙と魂の痛みを知っているから、なお美しい(ちゅらさん)のです。。

2016年4月28日リンクURL

歌の競演・ゲート前コンサート~今日(4月22日)の辺野古

今日のゲート前はさながら音楽祭かコンサート会場のようだった。

DVC00045.JPGまずは、毎月第4金曜日に ゲート前で賛美歌を歌ってくださる「普天間ゲート前でゴスペルを歌う会」の皆さん。

ゴスペル ジュゴンこのグループは2012年からオスプレイの配備に抗議する普天間基地のゲート前行動に参加して、毎週金曜日ゴスペルを歌っている。昨年から辺野古ゲート前でも月に一度歌うようになった。
スタンダードな賛美歌から、辺野古アレンジのゴスペルまで幅広く、特に「ヌチドゥタカラ」は辺野古でうまれた抵抗の歌。

 

 <平和の歌~ヌチドゥタカラ>

♪ 戦争は人間のしわざ 

  平和は正義のわざ 愛の実り

  剣は鋤に打ち直そう

  戦争は愚かなこと 

   ヌチドゥタカラ

  ヌチドゥタカラ

  ヌチドゥタカラ 

  与えられた あらゆるものの命を大切にしよう

もう一組毎週金曜日の常連さんは、読谷島ぐるみ会議のみなさなさん。持ち歌は「黄金の花」「艦砲の喰ぇ残さー」

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大阪からも三線を担いで参加した方々がいた。沖縄のわらべ歌「てぃんさぐの花」を辺野古バージョンで。

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午後からは、辺野古総合大学の一環で、プロの歌い手・新里紹栄さんによる民謡ショーを楽しんだ。

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一方、米軍の方は相変わらず完全武装の米兵を満載して激しくゲートを出入り、

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帰り道、高速道路で故障して立ち往生している米軍車両に出くわした。彼らは一日に何度ここを往復しても高速料金を払わない。日本政府が肩代わりしている。私たち日本国民の税金だ。

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熊本・大分大地震の義援金の受け付けも行っていた。日本政府は米軍の戦争にお金を使うのではなく、震災復興にこそ税金を使うべきだと声が上がっていた。

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2016年4月22日リンクURL

日本の”報道・表現の自由”は深刻な脅威に直面~国連特別報告官

この3月末にニュースステーションの古館氏や、クローズアップ現代の国谷氏他の人気キャスターたちの相次ぐ番組降板、 昨年の「沖縄の新聞はつぶせ」発言、高市大臣の民放に対する「電波停止」発言など、政権や中央政治家のあからさまなメディアへの圧力・介入は、記憶に新しいが、

国際NGO「国境なき記者団」が20日に発表した2016年の「報道の自由ランキング」によると、日本は180か国中72位と、昨年の61位からさらに順位を下げたことが分かった。戦前回帰かと恐怖さえ覚える状況である。
また、日本における言論・表現の自由の状況を調べるために来日した国連の連特別報告者のデービット・ケイ氏が 、日本での調査を終え、東京の外国特派員協会で記者会見、「日本は、メディアの独立が深刻な脅威に直面している」と警告を発した。(21日沖縄タイムス報道)

ケイ氏によると特定秘密保護法や安保法などの成立でメディアが委縮し自己規制したり、電波法を盾に担当大臣がテレビ局に圧力をかけるなど、「政府に批判的な記事や番組の延期や取り消しが起きている」と指摘した。

そのなかで、辺野古新基地建設をめぐる過激な警備や、沖縄メディアに対する圧力にも言及した。

表現の自由の危機              <20日 沖縄タイムス朝刊>

記者会見ではドイツ紙の記者が「外国メディアが圧力を受けたり、情報へのアクセスから排除(取材拒否など)されたりする」こともあると発言、外国メディアにも懸念が広がっている。

この記事を、沖縄の新聞は大きく取り上げたが、中央メディアは朝日新聞も毎日新聞もネットで検索しても見当たらず、無視したか、もしくはかなり小さい扱いだったか、さずが東京新聞が沖縄のメディア並みに扱っていた。

この日の沖縄タイムスの社説は「メディアが政権にひれ伏し、民主主義が危機に陥ったとき、犠牲になるのは『自由』である」と結んでいる。

2016年4月21日リンクURL