辺野古基地工事中止を求めるジュゴン訴訟~米連邦地裁へ差し戻し

沖縄では古くからジュゴンのことを「ザン」と呼び、神の使いとされてきた。
ジュゴンは国の特別天然記念物であり、日本では沖縄がジュゴン生息地の北限である。辺野古などでこれまで3頭が確認されている。

そのジュゴンの餌場である辺野古大浦湾を埋め立てて新しいい基地を建設をするのは、ジュゴンの生息に著しい影響を与えるとして、日本やアメリカ両国の環境保護団体がアメリカの法律にのっとって米国防総省を相手に辺野古新基地建設の中止を訴えていた裁判で、「政治的問題を含む」として原告の訴えを門前払いしていた地裁の判決を不服として、原告側が上訴していた。

<23日付 琉球新報 ↑ ↓>

2017年8月23日リンクURL

フウラン(風蘭)の花

昨年、高江からの帰りに立ち寄った名護の市場で見つけて買ってきた一鉢が、花をつけてくれました。

夕方から夜にかなり強い香りを放ち、室内にあると甘くてよい香りが部屋いっぱいに広がります。

江戸中期に葉姿、花、香りと三拍子揃ったフウランの珍種や変種の収集が盛んになり、園芸品種をフウキラン(富貴蘭)と呼んで、大名や豪商など富裕層の間で栽培が楽しまれたそうです。

フウランの花色はピンクや緑、淡黄色があるようですが、私は白が好きです。

五枚の細い花弁が反り返り、唇弁を前に突き出した花の下に、距がゆるやかなカーブを描いて長く下に伸びた形をしています。

花言葉はいくつかあり、恋の成就、真の魅力、ため息、霊感、神通など。

2017年8月18日リンクURL

米国民に沖縄の現状を訴える~オール沖縄会議の訪米団出発

辺野古新基地建設をめぐる沖縄の現状を米本国に伝えるためオール沖縄会議の第2次訪米団(団長・伊波洋一参院議員)が16日午前、沖縄を出発した。

訪米団のメンバーは、国会議員、県議会議員、人権団体、環境団体、平和運動団体、女性団体、若者代表など21人。

出発を前に、16日午前、那覇空港で出発式が行われ、オール沖縄会議共同代表の呉屋守将金秀グループ会長は「辺野古新基地建設の理不尽を当事者である米国民に訴え、辺野古新基地を止めよう。沖縄をより平和な島にするため頑張っていこう」とあいさつし、訪米団を激励した。

伊波団長は「戦後72年も、米軍のために虐げられ続ける沖縄の現状を訴えてくる」と決意をのべた。

訪米団は17~22日の間、全米に800万人の組合員を擁し、米国の労働団体としては初めて、沖縄の辺野古新基地建設に反対する決議を行ったカリフォルニア州でアジア太平洋系アメリカ人労働者連合(APALA)の25周年大会に参加して沖縄の現状を周知する展示ブースを開くほか、

国連人権理事会特別報告者のデイビッド・ケイ氏と意見交換する。下院議員などとの面会も予定している。

2017年8月17日リンクURL