もう貝だって黙っていられません~大浦湾の貝類の話(講演会)

(今日、辺野古でこんなチラシが配られました。講演会のご案内です)

もう、貝だって黙っていられません。私の名前は「サンゴウラウズ」。世界に一属一種、大きさ3センチくらいの小さな巻貝です。世界でも辺野古の大浦湾でしか見つけられません。一属一種と言うのは佐渡のトキ、やんばるのノグチゲラとおなじ貴重な存在です。

(貴重なのは)、私だけではありません。辺野古の大浦湾には少なくても、1000種を超える私(貝)の仲間たちが住んでいます。20002年、2006年の調査で、この海域で8種類の日本では初めての貝が確認されました。

狭い地域に、多様な環境を持つ辺野古沿岸地域・大浦湾は、沖縄の貝類の典型的な生息環境をセットで再現できる貴重な海なのです。

私たちの住むこの豊かな海に毎日、10㌧トラック400台分もの砕石が投下されています。苦しいです。助けてください。止めてください。

 

昔、「私は貝になりたい」という映画があった。知っている方は70代以上でしょうね。ここで詳しく説明している余裕はないので、気になる方はネットで調べて下されば、このチラシの出だしのことば「もう、貝だって黙っていられない」の深い意味が伝わるかと思います。

こんなに美しい大浦の海。ここに活きる数えきれないほどの貴重な命が消し去られようとしている。

 

2018年5月30日リンクURL

あでやかアデニューム

我が家に来てから30数年のアデニュームの一鉢。大して手入れもしてなくて、ただ水をかけるだけで手がかからないのに、毎年あでやかに花を咲かせてくれます。

   (5月28日現在、すでに満開を過ぎて、散り始めています)

 

一般的に日本で流通しているのが、「アデニウム・オベスム」という種類で、原産国はアフリカのケニアや、タンザニアだそうです。そのため別名「砂漠のバラ」とも呼ばれています。赤やピンクのあでやかな花をさかせ、個体によって花の形状や色もいろいろあるようです。

花言葉は、ロマンスのある「一目惚れ」ですって!んんっ…経験不足で、どんな情景かはちょっと説明が難しいですね。すみません。

 

三週間前はこんな感じでした。

ネットで調べたところによると、旧約聖書に登場するエデンの地は、もともと「エデン」がなまって、後に「アデン」と発音されるようになったと言われ、幻とされていたエデンの地は、ここではないかといわれています。

エデンに咲いていた花は、アデニウムかもしれない?と、考えると、とてもロマンが拡がりますね。

 

2018年5月29日リンクURL

「また行きたい!」 沖縄が全国 一位~日本観光振興会調査

2年連続で沖縄がトップだそうですが、この記事を読んで、人気お笑いタレントのダウンタウンが、テレビ番組で「沖縄は食事がまずい!」と言っていたのを思い出しました。かわいそうに、どんなまずい店で食べさせられたのでしょうか。

沖縄は、「料理がおいしい!」という人と、ダウンタウンのように「まずい!」という人に極端に分かれます。その人の食の好みもあるでしょうが、多いのは初めての沖縄で、たまたまというか運悪く、美味しくない店で食べると、以後はどんな料理を食べても「沖縄の料理はまずい!」となってしまいがちです。私の知っている人にもそういう人がいます。

それに、自分の一度の経験だけで沖縄の料理すべてを「まずい!」と決めつけるのもおかしい、間違っていると思います。

でも、「また行きたい観光地」「満足度」ともに一位にかがやいたということは、沖縄の料理がまずくはないという証明になるのではないでしょうか。旅の醍醐味はなんといっても「美味しい料理」だからでです。食事のまずかった観光地に「もう一度旅したい」とは誰も思わなでしょう。

人気者で国民に対する影響力も大きいダウンタウンには、ぜひ沖縄の料理を見直す機会を作ってもらいたいものです。

「また行きたい!」で一位になってうれしいですが、この記事からは、どんな点が良かったからまた行きたいのかは、あまりわからないのが残念です。

<観光客で賑わう国際通り>

2018年5月28日リンクURL