クロマダラソテツシジミ(蝶)

自宅マンション一階の植え込みの中で、可愛らしい小さな蝶を見かけて写真を撮りまくったのですが…。

 調べてみると、「クロマダラソテツシジミ」という名の蝶で、大発生してソテツを食い荒らす害虫なんだそうです。

 体長は1・5センチほど。写真では光の当たり具合で色がぼけてしまってますが、もっときれいな紫色をしています。大発生してソテツに被害を及ぼすのにはそれなりの自然の摂理があるのでしょう。彼らだけ責めるわけにはいかないと思います。

この日見かけたのは一個体だけでしたので、大発生の予兆ではないでしょう。

 

 

2019年5月21日リンクURL

基地のない平和な世界を沖縄から!~ 2000人の怒りの拳5・15県民大会

47年目の5・15の昨日、普天間基地のある宜野湾市で県民大会が開かれた。私自身は仕事で参加できなかったが、会場の宜野湾海浜公園の野外ステージを、全国、海外から5・15平和行進に参加した人たちを含め2000人が集い、世界平和を求める思いを共有した。(沖縄タイムス20日朝刊より)

登壇した主催者(沖縄県平和運動センター)代表や国会議員らはそれぞれに

「沖縄が発する県民の想いを、この場を通して全国で共有し、平和な沖縄の未来を、日本の未来を共に作っていこう」実行委員長:山城博治さん。

「県民の命を守ることができない米軍が、なぜ日本の安全を守ることができるのか。連帯してあきらめることなく最後まで共に戦い抜く」平和フォーラム共同代表:藤本康成氏

「復帰47年のウチナーは、反憲法下の日常を強いられてきた。日本が憲法9条をかなぐり捨て戦争国へ暴走することに、力を合わせて抗っていかなければならない」照屋寛徳 衆議院議員

「日本では安全保障というと軍事ばかりが先行するが、安全保障とは、争いごとをなくし心配のない世の中をつくること。安全保障を再定義し、本当の意味での平和をつくる政治を目指したい」屋良朝博 衆議院議員

「安倍政権は、復帰のころに沖縄が目指した基地のない平和な日本からますます逆の方向に進んでいる。皆さんが一歩一歩踏みしめた行進は、平和をつくる大事な一歩だ」 糸数慶子 参議院議員

「5・15平和行進に参加したみなさんが、歩く中で見聞きしたこと、思い、この会場で確認したことを広げ、平和な沖縄 平和な日本を、みんなの力でつくっていこう」

 

2019年5月20日リンクURL

47年目の「復帰の日」に ~ 今日(5月15日)の安和行動

 誰も「記念日」と呼ばない「沖縄祖国復帰の日」5月15日。それは県民が望んだかたちの「復帰」ではなかったからだ。県民が望んだのは「核も基地もない平和な島・沖縄」、47年たっても何も変わらない、どころか新たな基地建設(米軍・自衛隊)の強行で、軍事要塞化が進む基地の島沖縄。

 私たちは今日も相変わらず、早朝から辺野古へ、安和へ、高江へと抗議行動に向かう。

 今日も県内外から多くの人が安和集中行動に参加。

 北海道からやってきたこの若者は「ニュースを見て、たまらず一人でやってきた。こんなに美しい海を無理やり埋め立てるなんて、あってはならない。北海道も同じように自然を壊してお金に換える行為が行われている。自然と共存できない文明は滅びる。闘い続けている沖縄の人々に出会って涙が出る」と、声を震わせた。

 この方は、福岡から船で那覇港に着き、3日かけて辺野古まで歩いてやってきた。そして、今日は安和へ。「三日間歩くのは沖縄の人たちの長いたたかいに比べれば、何でもないこと。自分にできることで沖縄の人たちとつながりたい」と。

 前名護市長の稲嶺進さん。政治家を辞めたとたん、見向きもしなくなる人が多いなか、一市民になってもこうして辺野古や安和のたたかいの現場へやってくる。この方の平和への思いは、単なる選挙の票目当てでなかったことがわかる。

 琉歌「辺野古に基地を造って、それで沖縄を守れるのか (あの沖縄戦の)戦場の苦しみ、二度とごめんだ!」

 もうすぐ参議院選挙があるからね。基地反対の候補予定者は たから(高良)さんと言います。どうぞよろしく!(沖縄は、宝づくしだね)

 海上では、今日もカヌーチームが頑張って、土砂運搬船を1時間半以上引き留めた。

「頑張れ!辺野古ブルー!」頑張るカヌーチームに護岸から声援を送る!

海保に拘束,曳航されて海岸に戻ってきた辺野古ブルーのカヌー。

 今日も暑くて長い一日だったが、道端の花々に癒される。(ゆうなの花 ↑)

 安和への行き帰りの高速道路の沿道は、梅雨の花・いじゅが満開を迎えてさわやかな風を感じさせてくれた。

 

2019年5月15日リンクURL