アメにもマケズ!アベにもマケズ~工事再開を許さない県民集会

工事中断一ヶ月の期限切れが間近に迫った昨日(5日)、
「工事の再開を許さない県民集会」が辺野古キャンプ・シュワブゲート前で開催された。

朝から断続的に続いていた雨は、集会開催時間が近づくにつれて大降りになり
参加者数が懸念されたが、「雨にも負けず」新基地に反対する県民3.800人が集まり、戦争法案、新基地建設を押し付ける「安倍にも負けない!」と決意を新たにし合った。

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辺野古基地・シュワブ前の国道沿いを埋めた3,800人の人々。

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<参加者代表からのメッセージ>

安次富浩さん (ヘリ基地反対協議会代表)
「民主主義の政治は民意を守らなければ成り立たない。主権者たる私たちに、戦争法案、原発、新基地建設を押し付ける安倍政権は言語道断!」

仲宗根和成さん (辺野古船団団長)
「命をかけてカヌーを漕ぎ・船を出して海上工事を止めてきた。工事中止一ヶ月と言わず、ずっと中止、白紙撤回まで。もう二度とここにフロートは張らせない」

大城悟さん (平和運動センター事務局長)
「基地の中から米軍警備、海兵隊のセキュリティーを含めて大勢がこの集会に注目している。本気でここに集まる人たちが本当に新基地を止めるのではないかと恐れているのだ。当然だ。私たちは屈しない」

高里鈴代さん (平和市民連絡会 代表世話人)
「辺野古ゲート前の闘いには、毎日多くの人たちが次々と結集している。県内ほとんどの市町村に自主的な島ぐるみの会が誕生し、海外でもサンフランシスコ・バークレーの市議会が、辺野古新基地の建設に反対し、沖縄の人々の闘いに賛同する決議を採決した。闘いは県内外・世界へと広がっている」

 

高里鈴代さん

高里鈴代さん

鈴木雅子さん (ジュゴン調査チーム・ザン代表)
「国はアセスでジュゴンの調査をしながらその情報を一切公開していない。それは環境の問題は米国にとって非常にネックになるからだ。日本にわずか3頭しかいないジュゴンがここにいる。早急に保護対策と散らなければならないのに環境省は一切していない」

小波津義嵩、豊島鉄博さん (シールズ琉球メンバー)
「8月30日の国会前行動に参加して、武器に頼って平和を築く時代は終わると確信した」「ここに来て、本当にみんなが怒っているということを実感した。この辺野古の地から日本に世界に向けて平和のメッセージを届けよう」

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シールズ琉球の若者

高良鉄美さん (憲法普及協会長)
「沖縄から教えてあげよう。普天間返還というのは、新基地をつくることではなく、普天間飛行場を返すということだ。島ぐるみで頑張り、沖縄はこうだ。日本はこうあるべきだということを教えてあげよう」

稲嶺進名護市長
「工事を一ヶ月止めることができるということは、これからも止めることが出来るということだ。平和な沖縄を次の世代につなぐために、名護市長として、皆さんの支えを背に、命の限り頑張ることを約束する」

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2015年9月6日リンクURL