今日の辺野古(4月8日)~拡がる辺野古新基地反対の輪

翁長知事の工事中止指示や菅官房長官との会談を経て
県内はもちろん県外へ世界へと、沖縄の屈しない抵抗への共感が
確実に広がっている。

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国によるあまりにも姑息で理不尽な沖縄いじめが
辺野古ゲート前の座り込みに参加した人たちからフェースブックやブログなどで広がり

また、官房長官との会談に至っては、中央メディアも取り上げざるをえなくなり、
多くの国民の目に留まるようになったことも大きいと思われる。

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今朝午前中前半の座り込みでも、16人が県外からの人たちで
東京、大阪、奈良、神戸、神奈川、埼玉、佐賀、遠くは山形からと広範囲にわたる参加者だった。

親子で二泊三日参加したという母親は
「テレビや新聞で見ていて、20年近くもこんな厳しい抵抗を続けることができるのはどうしてだろうかと思い、どうしても現場に来てみたかった。実際にはテレビで見るよりずっと大変だし、でも皆さんが暖かく、優しくたくましいことに感動。これが本当の強さなのだと実感した。一緒に来た娘(20代)がカヌーに乗って辺野古ブルーに加わりたいと言っているので、来月は1ヶ月間滞在するつもりだ」と語りった。

山形からの参加者は、「山形の田舎だけれど、私のまわりでも辺野古の話をする人たちが増えている沖縄の闘いが遠く東北まで拡がっていることを、沖縄の皆さんに伝えたくて参加した。実際に現場に来ないとわからないこともたくさん経験したので、山形に帰ったら辺野古の状況をさらに多くの人たちに伝えたい」と。

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埼玉から参加した男性は「毎週金曜日に国会前で行われている原発反対の抗議デモに毎回参加している。その仲間たちから託されたバーナーを携えてきた。毎週埼玉から国会に通うのは大変だと感じていたが、辺野古に来て見て、そんなことは言っていられないと思った。来月、さらに再来月と仲間を増やしてまた辺野古へ来たい」と決意を語った。

 

県議会をはじめ、翁長知事を支持する県内全市町村の議員たちが議員団を結成して、今日まで3日間「議員団総行動」を展開。初日は100名規模、昨日・今日は50名以上が参加した。今後も毎日交代でゲート前に座り込む予定。

議員団総行動^ゲート前

議員団総行動^ゲート前

 

 

名護市の稲嶺市長も激励に訪れた

名護市の稲嶺市長も激励に訪れた

 

 

 

 

 

 

 

DVC00425.JPG第三ゲート北側にある工事車両専用ゲートに、昨夜、機動隊の手によって新たにつくられた高い防護壁。ビニール製の園芸用ネットのようにも見えるこの壁に一体どんな意味があるのか測り兼ねて、みんな首をひねった。県予算の無駄遣いだと抗議した。

 

 

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