小雨の降るなか早朝6:30那覇・県庁前を出発。
雨でも暖かいと とても身体が楽になる。
午前7:40すぎ辺野古ゲート前に着くと、私たちを迎えてくれたのは、基地のフェンス沿いに並べられた美しい花々のプランターだった。
プランターはメインゲートの左右と私たちがいつも抗議で座り込んでいる工事用ゲートの左右に色とりどりの花が並べられていた。優に300~400はある。こんな粋な計らい誰がしてくれたのだろうか?
よく見ると、プランターには設置者の名前が「大成、若築、国場JV」とある。つまり新基地建設を請け負っている大手ゼネコンたちだ。途端に興ざめがした。暴力的に市民を排除して仕事をしていることに対する罪滅ぼしのつもりか?それとも儲けの還元?座り込む市民たちへの皮肉?こちらの気持ちもついひねくれてしまう。ともあれ花たちに罪はない。花たちは与えられた命をそこで精いっぱい自分らしく生きているだけだ。ありがとう。
プランターを飾り、花をめでる気持ちがあるのなら、海の花・サンゴやジュゴン、海の希少種の命を埋め立てて、戦争の道具・基地をつくるのはやめてほしい!
「機動隊!私に手を触れないで!お年寄りを大切に!」 <これは、機動隊に運ばれている途中の私の脚>
今日も無理矢理排除されて270台余のダンプや工事車両が基地の中に入った。
この日は、一日中キャンプシュワブの上空はヘリなど米軍機の轟音が轟いていた。私たちの頭上を、途切れることなく旋回し続けるヘリ。
メインゲートからは、演習に出かけるのか完全武装した水陸両用戦車が2台、国道に出ようとするのを止めた。