ハンダマ(スイゼンジナ)の花

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代表的な沖縄島野菜の一つ・ハンダマに、こんなきれいな花が咲くって
ご存じでしたか?
小さなカーネーションのような花びらがかわいいですね。同じ株に2~3色の花が付くのも不思議です。

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ただし、きれいだからといって、手折るのはちょっと待って下さいね!

「美しい花には棘がある」と言いますが、ハンダマの花にはきつ~い匂いがあります。

たぶん、きれいな花を虫(人間も)などから守るための自衛手段だと思いますが
花の可憐さに似合わない意外な匂いにちょっとショックを受けました。
眺めるだけ、あるいは触るだけなら大丈夫です。

もちろん野菜として食べる葉の部分に匂いはありません。ご心配なく。

2016年2月7日リンクURL

カポックの花

年末、年始とやらなければならないこと(原稿書き)に追われて、ブログの更新も滞ってしまいました。
書きたいこと、書かなければならないことも、周辺でたくさん起こっていますが
なかなかタイミングよくお届けできていないjのが現状です。

ブログの更新が遅れると、
遠方の友人たちから「元気にしてる?」と、消息を確かめるメールが何通か届くのが
なんとも申し訳なく、有難く、うれしいものです。
が、それはまた同時に、そんなことを心配される年齢になってきたということでもあります。

これもタイミングを逸してしまい季節外れになりつつありますが
カポック(トックリ木綿)の花。年末に写したものです。

<那覇市牧志にて>

<那覇市牧志にて>

 

まずは、心に潤いを取り戻すために、10日ぶりのブログ更新は花の写真を!

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カポック(トックリ木綿)~青空に映えて…

 

遠目は桜の花のようですが、直径10センチくらいの、結構大ぶりな花です。「美しい花には棘がある」の例に違わず、幹には太くて鋭い棘があり、花を手折りにと登りたくても登れません。

別名トックリキワタ(木綿)と呼ばれているのは、花が終わるとその大きさに見合った大きな実が着きますが、実がはじけると中から綿が飛び出してきます。これがクッションなどの中綿として使用される「パンヤ」です。今ではすっかり化学繊維にとってかわられましたが、これが本物の「パンヤ」。ですからパンヤの木とも呼ばれています。

木綿(きわた)

木綿(きわた)

 

自然の木綿(きわた)で作ったクッションは、さぞかし気持ちがいいでしょうね。試してみたいものです。

2016年1月12日リンクURL

小さな自然がいっぱい~庭の恵み

母も含め、わが家族がみんな植物好きなのは、 植物の専門家・樹木医だった父の影響かと思う。妹の一人はハーブコーディネーターになったほど。

実家のマンションの部屋は一階にあって、小さな庭がついている。小さいながら、四季折々にいろいろな変化が楽しめる。

10月は芙蓉の花が満開だった。

いま色鮮やかなのは、ローゼル。フレッシュティーがおすすめのハーブ。ビタミンCが豊富なので、疲れが取れるすぐれもの。DVC00027.JPG

庭自慢はいろいろあれど、私が一番心惹かれるのは、名前も知らない雑草たちの素朴な花々。
私が知らないだけで、もちろん名前はある。

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ハーブコーディネーターの妹に言わせれば「雑草という草はない」という。
彼女ら(彼らかもしれないが…)もそれぞれ使命があってこの地球に誕生し、使命を全うすべく一生懸命生きていると。そう思って見るとなお愛おしくなる。

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ハンダマとロケットは、毎日食卓欠かせないサラダに、彩と香りを添えてくれる。

ニラは、切り取ってもまた元気に伸びてくるたくましい野菜。

自然に生えてきたヨモギと、故郷ケラマ島から移植したニガナは食べごろを過ぎ
苳が立ち、次世代へ命をつなぐ花がついている。

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いま期待しているのは、3メートル以上に成長したモリンがに、どんな花がつくのかとワクワクしながら見守っている。母が遺したミニ胡蝶蘭が今年も花をつけてくれた。

季節が過ぎたゴーヤーやパパイヤは、また来年のお楽しみ。
この夏オクラがいっぱいとれた一坪足らずの畑は、次の季節に向けて休息中!来年は何を植えようか!

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いまさらながら、母なる大地の有難さが身に染みる小さな庭。今年もそろそろ芝生の間から、私の大好きなリュウキュウコスミレが、あちこちと咲き出した。

2015年12月10日リンクURL