”うりずん”のやんばるは花盛り

今年は梅雨入りが少し遅れているようです。

夏の暑さが厳しい沖縄では、寒さが去り梅雨に入るまでの間、短い春とうりずんと呼ばれる初夏の今の季節が、一番の花の盛りとなります。

辺野古へ通う高速道路両側のやんばる路は イジュの花が満開で
思わず感嘆の声があがるほどです。

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DVC00007.JPG                          <イジュの花>

沖縄の古典音楽に「辺野喜節」という歌があり、イジュの花を讃える歌詞が詠まれています。

イジュぬ木ぬ花や あん清らさ咲ちゅる 我んイジュやとてぃ 真白咲かな           (意訳:イジュの木の花はあんなに清々しく咲いている。私もイジュの花のように 真っ白に清く美しく咲きたいものだ)

イジュの花だけでなく、テッポウユリ、月桃、ソウシジュ、野生種のグラジオラス、野ボタン、デイゴ、名も知らぬ草花など、花好きにはたまらない季節です。

DVC00047.JPG                     <月桃>

DVC00002.JPG                      <野ボタン>

DVC00024.JPG                        <デイゴ>

沖縄は明日から雨の天気が続くとの予報。いよいよ梅雨入りかと思われます。             イジュの花は、雨に打たれて鮮やかになった森の緑に白い花が映え、美しさを増す花です。     まだしばらく、やんばるに通う私たちを、楽しませてくれそうです。

2016年5月15日リンクURL

朝露と月桃の花

DVC00002.JPG                                        < 実家の庭の月桃の花>

今年も月桃の花の季節になりました。

月桃(げっとう)の花の清楚な佇まいが好きです。
月桃の清々しい香りが好きです。

月桃「げっとう」というその名前が大好きです。

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花房に光る朝露。これは早起きした人だけが見ることのできる特権。日が昇る頃には露は消えてしまうから。

月桃の繊維は丈夫で
かつてはいろいろな農作物を束ねる縄になりました。

月桃の香りは防腐作用があり、食品や化粧品、医薬品の保存料になり、衣服の防虫剤になります。

繁殖力も旺盛で、強く根を張るので、畑の周りに植えて
赤土流出の防波堤としても活用されています。

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梅雨空に生えて、凛と咲く姿は、
71年前の「沖縄戦」で、沖縄県民が流した涙と魂の痛みを知っているから、なお美しい(ちゅらさん)のです。。

2016年4月28日リンクURL

でっか~い!ハイビスカス

18センチはあります。                 <18センチはあります>

花は、どちらかと言えば スミレなどのように小さな花や草花系が好みですが
大きい花は確かにインパクトがありますね。思わずカメラを向けてしまいました。

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写真のハイビスカスは、私の自宅から事務所へ通う沿道で出会ったものです。 琉球料理の居酒屋があって、その店の方が花好きらしく、店の前の街路樹の周りを花壇として整え、、いつも四季折々の花を咲かせています。
また、鉢植えの花が季節ごとに取り換えられて、道行く人々をたのしませています。

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←ブーゲンビレア

DVC00009.JPG                 アンスリウム→

140506_101324            てっぽうユリ↑

2016年4月14日リンクURL