今年もサクラランが花をつけてくれました。
一週間ほど前の早朝、ベランダの植物たちに水やりをしようと、戸を開けると、得も言われぬ香りが漂ってきました。サクラランが開花したのです。
野生種なので、花はそれほど華やかではありませんが、隣近所にも届いているのではと思うほど、かなり強い香りを放っています。水やりの手を休めてしばらく目をつぶって、うっとりと香りを楽しんでいました。
<ピンボケですが…>
サクラランは世界に200種ほどあるといわれるホヤの仲間で、花が桜色をしているので、この名前がついたそうです。花かんざしに似ていることから、沖縄ではかみさし花と呼ばれています。
ホヤの仲間は、日本の南部から熱帯アジア、オーストラリア、太平洋諸島が原産のつる性の観葉植物で、花は多肉質で光沢があり、芳香のある種類が多いようです。九州や沖縄に自生するサクラランは、葉に斑が入った品種などいくつかあります。
我が家には、もう一種類サクラランがあり、いま5~6個ほどのつぼみがついています。
こんな花が咲く予定。(写真は2017年の花)楽しみです。