11月1日は 泡盛の日~マイ古酒を初公開

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 「君知るや名酒あわもり」と 琉球泡盛を讃えたのは、発酵学の権威として知られる東京大学名誉教授坂口謹一郎博士。酒造業界からは「酒の神様」と敬われている方です。(雑誌「世界」の昭和四十五(一九七〇)年三月号に同名の論文を発表した)

沖縄の地酒・泡盛は、近年 健康に良いとして注目を浴びる黒麹菌を使用して造られる日本最古の蒸留酒です。およそ600年の歴史がある言われています。

泡盛と健康の美味しい関係、それは、低カロリー、糖質ゼロ、プリン体ゼロ、ポリフェノールはワインの3倍と、まさに百薬の長です。

泡盛の最大の特徴は「古酒」になること。
つまり、寝かせれば寝かせるほどうまくなるお酒なのです。
我が家も、19年古酒を育てています。

8年前、定年を祈念してマイ甕を焼いてもらい、10年古酒を仕込みました。2~3年に一度仕次をしつつ、今年1月に18年古酒に成長したマイクース(古酒)を初公開します。

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2016年11月3日リンクURL

沖縄の産業まつり  覘いてきました

今年、第40回の歴史を持つ「沖縄の産業まつり」。毎年楽しみにしていたイベントでしたが、思えばここ3年ほど行っていませんでした。

時間的にだけでなく、そういうことを楽しむ気持ちの余裕を失っていたかもしれないと気がつき、ちょっと胸ドキッ。

用事で会場の近くまで行ったので、雰囲気だけでもと、最終日の昨日(23日)、30分程度駆け足で覘いてきました。

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期間中三日間に数十万人が訪れる県内屈指のイベントである産業まつりは、第一回の1977年にはわずか75社だった出店が昨年は522社と大きく成長。国内外からバイヤーが集まる産業見本市の役割も果たしています。

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沖縄の産業といえば、「泡盛」は筆頭格。47酒造所ほぼ全メーカーが店舗を出します。

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また、沖縄は薬草やハーブの宝庫でもあり、県外では珍しい貴重な薬草でも、沖縄では普通に道端に生えていたりする環境に恵まれた地です。

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観光おみやげの定番「琉球ガラス」も人々の暮らしの中から生まれた県産品。

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沖縄が誇る工業品の展示もいろいろ。

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子どもたちも楽しめるようイベントステージもありました。

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私のお目当ては、毎年園芸コーナー。熱帯花木がいっぱい。見るとあれもこれもほしくなるけど…。

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ぐっとこらえて、一鉢だけ購入したのは、これで~す。

DVC00001.JPG                  <斑入り ミリオンハート💛>

時間がなくて、肝心の、今年の新製品や知事賞など優良県産品を紹介する会場には行けなかったのが残念。後ろ髪惹かれる思いで帰ってきました。

600店舗近くの出店がある中で、私がのぞいたのはわずか10店舗余り。それでも、十分気持ちが潤いました。

今週、来週と沖縄はビッグイベントが目白押し。心が擦り切れるような出来事ばかりが起こる沖縄ですが、本来は文化的にとても豊かな社会だと思います。

米軍基地の存在がいかに沖縄県民の人生の豊かさを奪っていることか、改めて思わざるを得ません。一日も早く、平和と心豊かな日常の暮らしを取り戻したいものです。

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2016年10月24日リンクURL

カジマヤーにあやかる

DVC00021.JPG 先日(16日)は、友人のお父様のカジマヤーのお祝いに招かれ、長寿をあやかって(福のおすそ分けをいただいて)参りました。

沖縄では、干支で長寿を祝うのが習わしです。61歳、73歳、85歳、97歳など。88歳は干支ではありませんがもちろん米寿も祝います。(年齢はいずれも数え年)

米寿は旧暦の8月8日に、97歳は旧暦の9月7日に、それ以外は、旧正月明けの初めての「その年の干支の日」に祝うのが本来の形ですが、近年はみんなが集まりやすいように土・日や休日に行われることが多くなりました。

お招きいただいたのは、いつも辺野古の座り込みで顔を合わせ、親しくなった方のお父様の97歳のお祝い。DVC00027.JPG                       <ご本人です>

カジマヤーとは風車のこと。97歳のお祝いをカジマヤーと称するのは、97歳ともなれば、たいていの方は子どもにかえり、風車を手にして遊ぶようになる、ということから来ています。

沖縄の祝いの席は、舞台で親戚縁者が演じる数々の出し物が盛大で、さながら演芸大会のようになるのが普通です。

DVC00033.JPG                        <民謡ショーあり>

DVC00032.JPG                       <フラダンスあり>

DVC00013.JPG                 <海勢頭豊さんのコンサートあり>

DVC00030.JPG              <辺野古ゲート前の仲間たちによる合唱あり>

DVC00018.JPG               <お孫さんお二人はプロのミュージシャン>

この他、琉球舞踊、知念良吉さんの歌(聞きほれて写真を写すのを忘れてしまいました)など、今席は辺野古繋がりとあって、辺野古総合大学芸能部総出演という感じでした。これだけの舞台は入場料一万円でもなかなか見られるものではありません。

DVC00026.JPG献杯の儀で、直接長寿をあやかるのは、辺野古座り込みのリーダーの一人、高里鈴代さん。

DVC00028.JPGして、山城博治さんも高江の抗議行動から駆け付けました。

DVC00007.JPGDVC00010.JPG                 <最後は全員総立ちでカチャーシー>

DVC00008.JPG                 <辺野古のマドンナ・島袋文子さんもノリノリ>

DVC00016.JPG                      <ご本人もノリノリです>

DVC00017.JPG 今どきはプラスチック製のカジマヤーが主流ですが、昔の子どもたちは、アダンの葉っぱでカジマヤーを手作りして遊んだものです。

どちらも用意されていたのはさすが!でした。

2016年10月18日リンクURL