アボカドの花 咲けど …。

 実家の庭に結構大きなアボカドの木があります。苗を植えてからもう十数年にはなるでしょうか。後ろのフェンスが180cmほどありますので、その倍の樹高はあると思います。

 そのアボカドが2カ月ほど前から花をつけ始めました。下の写真は咲き始めからひと月半くらいのたったものです。

 いまはもう、満開を過ぎて散り始めています。しかし、花は咲けど実がつかないのです。数年前にも一度花が咲き、アボカド大好きな我が家族は大喜びしたのですが、やはり実がつきませんでした。

 

 調べてみると、アボカドは一本の木に雌雄の花が咲くようですが、同じ木なのに雌花と雄花の開花時期が違うのだそうです。それで、雄しべと雌しべの出会うチャンスがずれてしまうため、結実しにくいのだとか。解決策としては木が複数本あれば、雌雄の開花時期が重なるチャンスが増え、実がつきやすくなるそうです。

 マンションについている小さな庭なので、これほど大きくなる木を何本も植えるスペースは、残念ながらありません。今年もまだあきらめたわけではありませんが、もしダメなら、「なるまで待とうアボカドさん!」と、気長に待つしかないようです。

 とは言っても、私を含め家族は後2~5年もすればみんな後期高齢者、「私たちが元気なうちに、実ってくれよな!」祈るような気持ちで、今日もアボカドの花を見つめています。

 

 

2021年3月19日リンクURL

幸せ(幸運)見つけた!

 ”犬も歩けば棒に当たる”と言いますが、いのしし年の私は”幸せ”にブチ当たりました。

 先週のこと、久茂地のハンスト会場に寄った後、西町に向かって歩いていました。琉球新報の横を通り、バスターミナル向けに歩いていると店先に飾られた、さわやかな緑を湛えたプランターや鉢に気を惹かれました。足を止めると、なんと!『四葉のクローバー』ではないですか!

 鉢の中ぜ~んぶが四葉のクローバーです。(シロツメグサとは違うようですが…)しばし見とれていました。でも、「四葉のクローバーはたくさんの三つ葉の中から、探しに探してやっと見つけるから”幸運の四葉のクローバー” なんだよなぁ。鉢の中全部が四葉のクローバーとは欲張りすぎる」と思い直して歩き出そうとすると、店の中から人が…。「ここ何屋さんですか?」と聞けば「障がい者などの就職支援作業所の販売店」とのこと。

 店の中には、いろいろと楽しそうな小物がいっぱいあります。急いでいたので中に入る時間の余裕はなかったのですが、なんだか素通りできなくて、一鉢買いました。

大事に育て、増やして、多くの人「幸せ」におすそ分けしたいと思います。 

お店の人からいただいたチラシです。↓

2021年3月14日リンクURL

一年ぶりの渡嘉敷島

 昨日(27日)は16日祭で渡嘉敷島に行ってきました。実に1年ぶりの故郷です。

  70余年の人生、高校進学のため島を離れてからでも60年近くなりますが、故郷に1年間も帰れなかったということは、たぶん初めてのことです。

 昨年は、16日祭で里帰りをした後、お盆は台風で帰れず、今年の正月はコロナのせいで帰省できませんでした。その他に例年だと、法事や祝い事をはじめ、年に3~4回は平和学習の案内で渡嘉敷へ行っていましたから…。

 天気が悪く、いつもの慶良間ブルーはお届けできないのが残念。波も高く当日朝まで船が出るのかどうかもわからない状態でした。

 コロナ緊急事態宣言中で、ほとんど観光客もなく船はガラガラ、集落の中を歩いても、知り合いにさえ誰一人出会いません。

 

 (はがれてしまった港の案内板が、久しぶりに帰省した身にはちょっと悲しいなぁ)

 ひっそりと静まり返った村の中を歩いていると、なんだか寂しくなってしまった。でも、自然は正直で季節を違うことなく、山は新緑が萌え出し、道端には花々が咲き乱れていました。収穫し忘れたのか、大根畑が「お花畑」になっています。

 シャリンバイの花 ↓ も満開です。

 村の花である「慶良間ツツジ」も咲きそろっているはずですが、残念ながら集落内では見つけられませんでした。日帰りだったので用事を済ませるだけで精一杯、時間がなくて野生の慶良間ツツジを探しに山へ入ることはできませんでした。

 幼いころから見慣れた港の風景にホッとして、身も心も緩みます。ふるさとは偉大です。

 午後5時,、渡嘉敷港発の高速艇「マリンライナーとかしき」に乗って那覇へ戻りました。気象情報では3~4メートルと波が高いということでしたが、ほとんど揺れを感じることもなく、泊港まで35分の快適な船旅でした。

 コロナ緊急事態宣言も今日(28日)で解除されます。あなたも渡嘉敷島へメンソーレー!青い海で癒されてください。自信をもっておすすめします。

 

 

2021年2月28日リンクURL