オスプレイパッドの建設に反対する住民・市民の抵抗に業を煮やした防衛局は、9日、ヘリコプター(民間機)を使って工事資材の搬入を始めたが
昨日(13日)は、ついに自衛隊のヘリを投入してトラックやキャタピラーなど重機の空輸を開始、米軍基地の建設に自衛隊機を駆り出すという異例の事態に突入した。
水曜日の今日は、「高江集中行動日」。那覇島ぐるみ会議のバスで高江に向かった。
途中くつかのアクシデントがあって、予定より1時間以上遅れ、高江についたのはPM1:00前。
高江橋の南側で午前中の全体集会が終わろうとしているところに、かろうじて間に合った。
今日は自衛隊機での空輸はなかったものの、早朝に10台ほどの工事車両に入られてしまったという。
早朝から座り込んでいた人たちの一部が帰り始めるなか、遅れてきた私たちは「交代」の意味を込めてN1ゲート前で頑張ることにした。
「今日はもう資材搬入はないだろう」との見通しだったが、1時過ぎからヘリ(民間機)による空輸が始まった。
激しい爆音を響かせ、低空でホバーリングしながら資材を投下、5分に一回くらいのかなり速いピッチで何度も往復していた。もしかしたら2機で交互に来ていたのかもしれない。
那覇島ぐるみ会議のバスで来たメンバーは、8割が女性、しかも皆さん60代以上がほとんどだったが、逞しく山道をフェンスの近くまで駆け上り、上空を飛ぶヘリにこぶしをあげて抗議した。
ゲートの前では、抗議の市民に紛れて基地の中に入ろうとする作業員を目ざとく見つけて強く抗議、機動隊とのぶつかり合いとなった。
ゲートからN1ヘリパッドにつながる工事車両用道路。外部から搬入された砂利が敷き詰められている。これが森林伐採だけでなく、天然記念物の貴重な動植物を踏みつぶしてつくられていることが一目瞭然である。
このような亜熱帯特有の貴重な動植物の宝庫・「高江」の森を壊さないで!