沖縄を平和発信の場にしよう ~ 争うより愛しなさい「5・21平和集会 in 北谷」ご案内

 メインキャッチフレーズ「争うより 愛しなさい」は、若い世代からの提案でした。今回は、多くの若者たちの参加が予想されています。

 

 

 平和市民連絡会では、当日、県民広場 12:00 発 北谷町運動公園行の大型バスを運行します。
要予約。

 

2023年5月16日リンクURL

51年目の5・15 県民大会開催  ~ デニー知事も参加

 沖縄は今日、「復帰」から51年目を迎えた。昨日(14日)、コロナ禍で4年ぶりとなった県外からの平和行進の参加者を迎えて、「沖縄を 日本を 戦場になさせない 平和と暮らしを守る県民大会が、沖縄コンベンションセンターを会場に開かれた。およそ1400人の参加(主催者発表)で、会場は熱気にあふれた。

 残念ながら、私は参加できなかったが、新聞情報をお伝えする。

 

 来賓で登壇、あいさつした玉城デニー沖縄県知事

 

 実行委員会を代表して、比嘉京子さん

 

 国会議員、県議会議員代表がそれぞれ挨拶。

 

テレビ番組「ニュース女子」訴訟で勝訴した市民団体「のりこえねっと」の共同代表の辛淑玉さんも登壇・挨拶。

<記事はすべて 沖縄タイムス 5月15日>

 

 

2023年5月15日リンクURL

沖縄キリスト教学院大学が新入生研修 ~ 「集団自決」の島・渡嘉敷島で平和学習

 昨日(11日)は、沖縄キリスト教学院大学の新入生研修で、平和学習の講師依頼があり、渡嘉敷島に行ってきた。

 沖縄キリスト教学院大学は、20数年前から新入生研修を渡嘉敷島で行っているそうで、国立青少年交流の家に宿泊して、平和学習を中心とした一泊二日のオリエンテーションが行われている。その初日に、渡嘉敷島の「集団自決」について話してほしいとの依頼である。

 これまでは、学院の元学長で、渡嘉敷島での「集団自決(強制集団死)」の体験者である金城重明さん(昨年7月逝去)が講話をなさっていたと伺い、内心尻込みしたが、いろいろしがらみもあって引き受けざるを得なかった。

 当初、90分の講演と言われ、3日がかりで90分分のパワーポイントを作成して行ったら、当日講話の直前になって40分とわかり、どう話を端折ったらいいのか戸惑いつつ、金永秀学長のとりなしで60分話をさせていただいた。金学長は、セレモニーでのご自分のあいさつを短くして、私に時間を譲ってくださったのだ。

 子どもの頃、私が育った渡嘉敷島は、浜辺で砂をひと掻きもすればエビが飛び出し、磯ではウニがすぐに弁当箱のいっぱいになり、カニや小魚、釣り糸を垂れればいくらでも魚が釣れた。山では季節ごとにヤマモモ、野イチゴにバライチゴ、クワの実、椎の実がたわわに。田んぼは稲穂が畔を枕に実り、畑では年中野菜が何でもとれた。

 これら自然の恵みは、もちろんただで、お金がなくても食べるものには困らない暮らしがあった。人々は、あるものをみんなで分かち合い、助け合って暮らししていた。私が生まれ育ったのは戦後だが、戦前はもっともっと自然豊かであっただろう。

 そんな平和な島に戦がやってきて、「集団自決」というさながら地獄の惨劇に襲われたのだ。金城重明さんの体験を例に、なぜ集団自決は起こったのか、「慰安所」や、米軍駐留下で頻発する「性暴力」から「軍隊と女性」に視点を据えて、力と力の対決である武力では、平和は創れないと訴えた。 

 フィールドワークでは、「自決地跡」の碑の前で、金学長が当時の状況を解説した。

 金学長が、「23年渡嘉敷島に通っているが『慰安所』跡には行ったことがない」とのことで、ご案内した。

 

 

2023年5月12日リンクURL