御用学者ぶり露呈 ~ 辺野古有識者会議「技術検討会」

 辺野古大浦湾の軟弱地盤改良工事に向けて、技術的な問題を検証するとして防衛省に設けられた有識者会議「技術検討会」、これまで数回にわたって開かれた審議で使用された資料に20ヵ所ものミスがあったにも関わらず何の指摘もなく「軟弱地盤の改良に何の問題もない」と結論が出されていたことが判明。いかにでたらめな審議だったかが露呈した。

この有識者会議「技術検討会」の委員については、当初から半数以上が政府機関の出身者であり、”御用学者ばかり”と指摘されていた。

<4月2日 琉球新報 ↓>

記事中にもある土木技術専門家の北上田毅さんは新聞の記事では「微修正」と報道したいるが、決してそうではないと、具体的にミスの個所をあげ、「いずれもきちんと資料を見ていたらすぐに分かったはずの誤りである。何故、資料を検討していたはずの技術検討会の委員らがこのような重大な誤りを見過ごしてきたのか?  資料をきちんと検討することもなく、防衛局が説明したことだけに対して、”はい、結構です”というだけだったのだろう(ブログより)」と、そのずさんさを指摘している。

詳しく知りたい方は北上田さんのブログ「チョイさんの沖縄日記」をご覧ください。

 

2020年4月3日リンクURL

米兵コロナ感染 ~ 米軍基地を閉鎖しろ! 4月1日の辺野古

 7:00、天気予報は降水確率60%。雨具を万全に整えて、それでも濡れるのを覚悟して那覇を出発。那覇市内は雨は落ちていなかったが、高速に入るとちらつき始め、名護に近づくにつれて雨脚が激しくなった。

 8:40、元気にいつもの辺野古抵抗の歌3曲(沖縄の未来は沖縄が決める、沖縄を返せ、座り込み)を歌って座り込み開始した。

 ヘリ基地反対協の安次富浩さんが挨拶。「新型コロナウィルスで、あらゆることを自粛する中、公共工事も自粛すると言いながら、辺野古の工事は強行している」と怒りを込めて糾弾。「嘉手納基地の米兵とその家族がコロナに感染したことが明らかになったが、基地内でどんな対策が取られているのか、具体的なことは公表しない。米兵は、出入国何のチェックも受けず、パスポート審査もなく世界中の基地を渡り歩く。滞在先では、自由に基地の外に出られる。彼らがコロナの感染を拡散する可能性は大きい。兵士に感染者が出たなら、直ちに米軍基地のゲートは完全閉鎖すべきだ!」と憤った。

 一回目の座り込み・排除が終わりテントに戻る私たちを、いつもの美味しい差し入れが待っている。今日は野菜のかき揚げとバナナ。ありがたい。

 テントの下での休憩時間、関西からやってきた一人の若者が、みんなの注目を集めていた。コロナ自粛で大学が5月の連休まで休みになったので、前から来たいと思っていた沖縄に。ヒッチハイクとテントでの野宿で2週間滞在するという。環境関連の大学なので、「なら一度は辺野古へ行った方がいいと先輩に勧められやってきた。たくさん学んで帰りたい」と語った。

 もう一組はご夫婦。「六年前から仕事をしながら辺野古に通っている。70代になって通うのが身体的にきつくなってきたので、思い切って沖縄に移住してきた。皆さんと一緒に新基地を止めるまで頑張りたい」と決意表明。

 何度注意を喚起しても、マスクをしない帝国警備の皆さん。それが会社の方針なら、自社で働く人たちを感染の危機にさらしている。人権侵害だ。

 それにしてこのゲート一つに20数名もの警備員が必要なのか?税金の無駄使いも甚だしい!

 二度目、三度目と、今日も3回にわたって工事用資材を積んだダンプ・生コン車が基地の中に入った。

 

 

2020年4月2日リンクURL

旧安和桟橋の撤去と本部塩川港のベルトコンベアー設置問題で沖縄県と交渉 ~ 平和市民連絡会

 26日(木)は、平和市民連連絡会が行った沖縄県交渉に参加した。

 今回の要請交渉の案件は二つ。旧安和桟橋の使用期限延長問題と、本部塩川港のベルトコンベアー設置問題、いずれも今後の辺野古埋め立ての進捗に大きな影響を与えるだけに県民の関心は高く、70名余の人々が集まった。

 <要請行動を前に、県庁ロビーに集合した人々>

 一つ目の辺野古の埋め立て土砂の搬出元となっている琉球セメントの安和桟橋について。
 琉球セメントは、桟橋の老朽化を理由に沖縄県の許可を得て、新しい桟橋を建設した。許可申請の書類には新桟橋の完成後、旧桟橋は使用しないとなっているが、完成後新桟橋はもっぱら辺野古への埋め立て土砂の積出に使用され、本来の建設目的であるセメント製造に関連する資材の搬入搬出に、旧桟橋が使われ続けている。

 これは、新桟橋の目的外使用であるばかりでなく、激しく老朽化して今にも崩れ落ちそうな旧桟橋で作業を余儀なくされている労働者が危険にさらされているとして、これまで平和市民連絡会をはじめ、いくつもの市民団体が指摘し、直ちに使用を止めるよう再三要請してきた。が、

<老朽化した旧安和桟橋>

沖縄県は、「現状を確認中」というばかりで、琉球セメントに対し、毅然とした態度をとるこができず、今日に至っている。

 そんな中、こともあろうに琉球セメントは、臆面もなくこの3月31日で使用許可期限が切れる旧桟橋の使用期限の延長を、沖縄県に申請してきた。そんなさらに違反行為を重ねるような申請に許可など与えてはならないと抗議した。

「あくまで解体撤去のための使用延長」とする県に対し、市民側は「本来使用期限というのは、期限が切れるまでに解体撤去を済ませるべきであり、これまでも琉球セメントは県の指示に従わなかったり、許可条件に違反する行為を重ねており信用ならない」と強く訴えた。

<県側から土建部統括監、港湾課長、海岸防災課長らが対応。交渉会場は70名を超える市民でいっぱいになった>

 二つ目は、本部塩川港のベルトコンベア設置問題。                                1月末、本部塩川港のベルトコンベア設置に関する港湾施設用地の使用許可申請が出された。

 特に大きな問題となったのは、本部塩川港にはすでにベルトコンベアが何の手続きもなしに不法に置かれている件だ。県は、「再三、撤去するように指導している」と言うが、それを無視し続ける業者に、何ら有効な手を打てずにいる。市民らは、「ベルトコンベアを不法に設置し、県の撤去の指示にも従わないような悪質業者に、新たなベルトコンベア設置の許可などあってはならない」と県の姿勢を追及した。

 また、県は「ベルトコンベアが持ち込まれたのは1ケ月ほど前」としているが、市民側は証拠の写真を示し、「港にはもう何年も前からベルトコンベアが放置されている」と指摘した。

 これらの要請に対し県は、「許可申請の書類が適切であれば、許可せざるを得ない」というばかりで「あらゆる手段で辺野古新基地を止めるという県の方針に反する!」と、市民らの怒りを買った。

 県庁前広場では先週から市民有志によるスタンディング行動が行われている。

 いま沖縄県は、辺野古をめぐって最大の正念場に立たされている。連日辺野古ゲート前をはじめ、安和、本部塩川港で必死の抵抗を続ける県民の行為を無にするようなことが、万が一にもあってはならない。

 

2020年3月27日リンクURL