もう!トカゲのしっぽ切りは許されない!!!~安倍政権の森友文書改ざん

森友文書書き換え問題、アベ総理はまたトカゲのしっぽ切りで逃げようとしている。

             <辺野古にて>

朝日新聞の書き換え疑惑報道で安倍政権もこれまでか!と思っていたら「財務省にしっかり説明してもらう」とまるで人ごとのように言い出したあたりから,「これは財務省に責任転嫁するつもりか!」と思っていたら、案の定だ。

自民党幹部までが「財務省が…」「財務省に…」といい、マスコミもこぞって「麻生財務大臣にまで責任が及ぶか否か」などと、すでに安倍総理は責任の範疇から外に置いている。

書き換えただけが問題なのではなく、そもそも財務省はなぜ書き換えなければならなかったのか、消された文言「本件の特殊性」の特殊性とは何かが問題なのである。財務省の一役人が独断で勝手に書き換えなどできるはずがない。

(2015年、11月 辺野古テント村にて)

一度嘘をつくと、その嘘を隠すためにさらに大きな嘘をつき、ばれないためにさらにもっと大きな嘘をつかなければならなくなる。今回はその典型的な例である。

元々の値引きそのものが一体誰の指示なのか、国民の前に明らかにしないまま、トカゲのしっぽ・佐川長官を切っただけで終わらせてはならない。

 

2018年3月12日リンクURL

北海道新聞社説~辺野古移設を問い直せ(7月30日)

米軍普天間飛行場を名護市辺野古沿岸部へ移設しようとする安倍政権の問答無用の姿勢がむき出しになっている。
11月の知事選前に海上でのボーリング調査などの既成事実をつくるため、全国の海上保安本部から巡視船十数隻をかき集め、キャンプ・シュワブ沖合をはじめ、沖縄近海に展開している。海上でカヌーなどを使って反対行動をする市民らを排除するためだ。
陸上ではキャンプ・シュワブのゲート前で資機材を運び込む大型トラックを阻止しようと体を張って座り込む市民と、警察官との衝突が続いている。いつ不測の事態が起きてもおかしくない。

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安倍政権が移設を「負担軽減」というのはまやかしである。新基地には米海兵隊の強襲揚陸艦が接岸できる軍港機能が備えられ、最新鋭のステルス戦闘機F35の運用を想定。中部訓練場上空の訓練空域を拡大する考えだ。シュワブの陸上にも多数の軍関連施設を建設する計画であることが明らかになっている。

オスプレイの配備を環境影響評価(アセスメント)の最終段階である評価書の段階になって初めて記載したように、これらは究極の後出しじゃんけんか、米側からもたらされる情報だ。政府が徹頭徹尾、情報を隠したまま負担軽減といってはばからない。だまし討ちである。
新基地ができると北部訓練場、キャンプ・シュワブ、キャンプ・ハンセンと一体となった一大軍事要塞(ようさい)が形づくられるのである。これのどこが負担軽減というのだろうか。

 
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政府が工事を進めるのは仲井真弘多知事の「承認」があるからだ。仲井真知事は2期目の出馬に当たって「普天間の県外移設」を掲げ、1期目の公約を転換して当選した。
再選した仲井真知事の公約の肝だ。それを自ら覆して承認したのは、どんな理屈をつけようが県民に対する裏切りである。しかも移設問題を最大の争点にした名護市長選では移設に断固反対することを公約に掲げた稲嶺進市長が再選されているのである。


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仲井真知事は、辺野古移設が普天間問題を解決する最短の方向だと言明するまでになっている。県民の生命と財産を守るのが知事の最大の使命だ。県民同士を衝突の前線で争わせながら、知事の振る舞いは人ごとのようである。安倍政権の強権発動に高みの見物を決め込むつもりなのだろうか。一触即発の元をたどれば仲井真知事の承認に行き着く。不測の事態が起きた場合に知事はどう責任を取るつもりなのだろうか。

市民の抗議行動を阻むために、道路と基地ゲートの間の地面に敷かれた山型の鉄板

市民の抗議行動を阻むために、道路と基地ゲートの間の地面に敷かれた山型の鉄板

 

2013年1月、県議会各会派、41市町村長・議会議長らが署名し、安倍晋三首相に提出した「建白書」は1995年以来の県民総意の到達点だ。普天間の閉鎖・撤去、県内移設断念、オスプレイの配備撤回である。「オール沖縄」から自ら進んで、または中央の圧力に屈し離脱したのが自民党国会議員であり、県連であり、一部首長らである。
このままでは沖縄は半永久的に基地から逃れられない島になる。子や孫の世代から承認の責任を問われたとき、知事はそれに答えられるか。

 中央の大手新聞が、なかなか沖縄の実情を伝えない中で、

この北海道新聞や、信濃毎日新聞、高知新聞、東京ローカルの東京新聞が、

頑張って沖縄の真実を伝えてくれています。

(写真は沖縄生物多様性ネットワークのML、および平和市民連絡会のMLより)

2014年8月4日リンクURL

オスプレイ追加配備再開 9機飛来~県民の怒り増す 

DSCN0407米軍ヘリの墜落事故で
一時延期されていたオスプレイの追加配備が12日再開され、 普天間基地に9機が飛来した。

野嵩ゲートで抗議集会を行なっている住民を避けるかのように、 今回は南側から普天間基地に侵入、着陸したため
私たちは、悪魔が羽を広げたような黒い機体をこの目で確認することはできなかったが、

DSCN0403基地周辺のいくつもの監視地点から、刻々と入る
「オスプレイ飛来!」の情報に、悔しさに胸が押しつぶされ、涙がこみ上げた。

安倍政権が圧勝した参議院選後
米軍基地ゲートを守備する県警の警察官の
住民の抗議行動に対する圧力も攻撃的になり、

けが人、逮捕者もでる状況が生まれている。
12日も、住民側にけが人が出て救急車が出動した。

DSCN0401 DSCN0389同じ県民同士が対峙しあう構図も悲しい。

元教師だった参加者の一人は、「あの中(警察官)に教え子がいる」と小さくつぶやいて涙ぐんた。

 

5日に起きた空軍ヘリの墜落事故からわずか一週間、

13日 沖縄タイムス

13日 沖縄タイムス

原因究明も事故の状況説明もなにもないままのオスプレイ追加配備の再開に
県民の不安と怒りは増すばかりである。

2013年8月13日リンクURL