去る7日、金武町の民家の窓ガラスが割れ、銃弾が見つかった。米軍の実弾演習場があるキャンプ・ハンセンからの流弾とみられるが、これまでに同じような流弾事故でけが人も出ているのに、米軍は即座に関与を否定した。米軍でなければ、いったい誰が銃など放つというのか!自衛隊か?暴力団?許可なく銃の所持が認められていない日本では、一般市民がこれほど頻繁に銃を放つことは考えられない。
<7月8日 琉球新報 ↑>
<7月9日 琉球新報 ↑>
<7月10日 琉球新報 ↑ >
モノレール安里駅を降りて、栄町方面へと向かっていると、歩きなれた道の、ある風景にはっとして足をとめた。(写真は6月27日撮影)
舗道に散り敷く花びら。見上げるとサガリバナの木が舗道を覆うように枝を伸ばし、花序を伸ばしている。
サガリバナは、アフリカ、インド、東南アジアなどが原産の熱帯、亜熱帯に広く分布する高木の花。別名「サワフジ」
サワフジは、サガリバナの形状がフジの花に似ていることと、自生地では、川べりなど湿った土地で育つことから来ているようだ。長さ20-60cmの花序が垂れ下がり、白か薄紅色の花を咲かせる。6-8月の夜間に開き、とてもいい香があたりに漂う。
一つ一つの花はとても短命で、夕方日没後に開花し、翌朝にはこのように散ってしまう一夜花である。
散ったサガリバナが川面に浮いて流れてゆく様子が美しく、琉歌にも詠まれてる。
流りゆる水に さくら花浮きてぃ
あん清らさあてぃど ぅ すくてぃんちゃる (久米島民謡:白瀬早川節)
(流れゆく水面にサクラの花を浮かべ あまりの美しさに 思わず手に掬ってみた)この歌では「桜花」としているが、美しい花を桜に喩えたもので、水面に浮かんで流れて行ったのはサガリバナだったと言われている。
西表島の仲間川や裏打ち側では、開花期にカヌーによる観覧ツアーも行われているという。
※ 都合によりしばらくブログの更新を休止していましたが、伝えるべきことがあまりにも多く、また私自身の忘備録でもあることから、記録のためにも、予定より早めに再開することにしました。喪中につき、表立っての行動・活動は控えているため、新聞報道を取り上げることが多くなりますが…。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
今朝(昨日から)のビッグニユースは、玉城デニー知事がコロナ陽性になり、県議会日程が大幅に変更されるという。
公務の滞りもさることながら、参議院選挙のさ中、今日から投票日直前まで知事が全く動けないということが、オール沖縄陣営にとって大きな痛手、その影響は計り知れない。ここぞとばかり、相手陣営には、岸田総理が応援に駆けつけるという。
辺野古へ到着すると、ゲート前がやけに静かだ。先着の人たちによると「機動隊が来ていないし、いつもは40人は居並ぶ工事用ゲートの民間警備員が、両脇に一人ずつ立っているだけ。どうやら今日は辺野古ゲートからの搬入はなそう」とのこと。情報を集めると、選挙応援で総理が沖縄に来るので、その警備のため機動隊が動員されているらしいと。 急遽、抗議行動を塩川港に変更することになった。
その前に、小さなセレモニーがあった。今年も、千葉県の女性たちから「辺野古で頑張っている皆さんへ」と、手作りの梅干しが送られてきたので、皆さんにお配りした。
「梅干し ありがとうございます!」
まとめ役のOさんによると、今年はさらに梅干しを提供して下さる方が増えて、全部で10キロくらいの重さになったという。30人分を小分けして持ってきたが、まだ3分の1ほど残っている。これは、塩川や安和で頑張っている皆さんや、カヌーメンバーの弁当作りをしているボランティアグループなどに届ける予定である。
辺野古からまたバスに乗り直して30分、海路大浦湾に運ばれる土砂の積出している塩川港へ向かった。
ここは辺野古のゲート前とは違い、座り込みの時間は決まっていない。ダンプが休憩に入るお昼の1時間を除いて、一日中ずっと行き交うダンプの前を牛歩戦術で横断を繰り返す。
迷惑をかけるダンプのドライバーには、丁重に頭を下げて、停まってもらう。
高齢で足の悪いこの方は、炎天下に傘もささず、ずっと舗道の椅子に座り幟をかざし続けていた。
休憩なしで2時間余り、正午少し前にダンプが途切れたので、私たちも近くの本部港にバスで移動し、待合室で昼食。水曜日恒例のランチバイキングに変わりはない。
梅干しと一緒に送られてきた「梅のラッキョウ酢漬け」も仲間入り。梅干しとはまた違った美味しさを味わった。「梅」は、熱中症予防、コロナウィルスにも強い健康食品!感謝!
幟の向こうに立っているのは、防衛局の職員。幟を写したら、たまたま写り込んでいた。たまたまである。
しかし、そのハンドマイクの声はかなりしつこい。「車両通ります。速やかに横断してください」と連呼。牛歩で横断する私たちを急かせる。
午前中は我慢して聞いていたが、午後になって、一言声をかけた。「それ、逆ではないですか。”人が通ります。車両は安全に留意して運転してください” というのが当たり前ではないですか?」と。完全に無視されたけど。
ダンプが運んでいるのは赤土。
桟橋では、接岸している運搬船に、二台のベルトコンベアーが赤土を流し込むように積んでいた。
さらに、沖合には赤土を積み込むため7隻の運搬船が待機していた。
午後もびっちり2時間牛歩戦術を貫徹して、まだダンプの列は続いていたが、帰路2時間以上かかる那覇からのメンバーは、塩川港を後にした。