慰霊の月に「月桃の花」映えて

今年は特に「月桃」の花付きがいいように感じます。
我が実家の庭も、梅雨を受けて瑞々しい月桃の花が、いま満開。

生命力が旺盛で、あまりに広がりすぎたので、3月頃大幅に株を減らしたのですが、それでもこの盛況です。

いままさに房から生まれ出ようとしている瞬間。白くつややかな花房が神々しく、見とれてしまいました。

 蜜の香りに惹かされて、ミツバチさんもたくさんやってきます。

カメラを向けている私の熱視線にも臆することなく蜜集めに夢中のミツバチさんたち。いま2匹が花の中に潜り込んでいます。

月桃は沖縄戦で戦場をさ迷った沖縄の人々を、励まし癒してくれた花でもありました。この花が咲くと、まもなく慰霊の月・6月がやってきます。

2017年5月23日リンクURL

皆さん、辺野古へ来てください!~5月20日の辺野古

時折小雨がぱらつく一日だったが、集中行動日で200ほどが集まったため、工事車両の侵入はなかった。また風が強く、海上行動も中止になったとの報告だった。

土曜日は、県議、市町村議員を含め議員集中行動日。この日は議員さんたちの参加者も少なかったが、この緊迫した状況の中でも、1~2時間でほとんどの議員が帰ってしまうことに、早朝から夕方まで座り込む市民たちの間から、批判があがった。「せめて午前中だけでもいてほしい」と。

そんな中で特異なのは赤嶺衆議院議員と大城敬人名護市議員。赤嶺議員はいつも真っ先にきて、ほぼ午前中座り込む。非常にわかりやすい国会報告が党派を超えて評価されてる。

大城名護市議は、特別な日程がない限り、時には午後まで市民たちと一緒に座り込んでいいる。また土曜日以外の日もよくいらっしゃる。大城議員も、名護市議会の動きや地元辺野古の人々の暮らしや活動を、具体的にわかりやすく語り、信頼されている。

赤嶺衆議院議員は、前日の法務委員会における共謀罪法案の強行採決について詳しい国会報告を行った。「委員でもない維新の会の議員が審議の打ち切り動議を行い、それをきっかけに委員長が強硬採決に持ち込んだ」と、ありえない状況だったとのこと。「本会議での強行採決は、何としても止めたい」と決意を語った。

「K9護岸の埋めてて工事を、なんとか原状回復が可能なうちに止めたい。毎日200人以上が集まれば、工事は止められる」ということから、オール沖縄会議では、那覇から毎日大型バスを出すことを決めた。

皆さん!毎週とは言いません。せめて月に1~2回辺野古へ来てください。辺野古の埋め立てを止める、いまが最大のやま場です。

バスのケジュールは以下の通り。

運行表:那覇から毎日運行(工事のない日曜日は除く)

・月曜日:「平和市民」の大型貸し切りバス

・火曜日:「オール沖縄那覇の会」の大型貸し切りバス

・水曜日:「島ぐるみ会議」の大型貸し切りバス(現在運行中)

・木曜日:「平和市民」の大型貸し切りバス

・金曜日:「平和市民」の大型貸し切りバス

・土曜日:「島ぐるみ会議」の大型貸し切りバス(現在運行中)

○出発時間:9:00(時間厳守)、帰りは17:30那覇(県民広場)着予定。

○受付開始:8:30(先着順、定員に達し次第打ち切る)。                          なお、定員オーバーの時には「平和市民」の自家用車の活用も可能。その際、利用者は無料。

○集合場所・出発場所:「県民広場」(県議会横広場)。                           ○途中乗車:那覇インター前バス停での乗車も可能(ただし、出発時で定員に達した場合は自家用車の活用など 臨機な対応を努力する)

○貸し切りバスのコース:県庁前(県民広場)→那覇インターバス停→自動車道→宜野座インター→辺野古ゲート前

○雨天決行(雨具各自持参)                                                            ○昼食・飲み物:各自持参
〔注〕上記以外に、現在、水曜日と土曜日の早朝6:00に、「平和市民」の貸し切りバスが「県民広場」から辺野古に出ている。これは事前予約制で、従来とおり運行する。      連絡(予約)先:長嶺(090-2712-6486)か城間(080-1782-6598)。

※【その為のカンパの要請を添付で行っていますので、合わせて取り組みをお願いします。】

2017年5月22日リンクURL

 平和学習ツアーのガイドで渡嘉敷へ

15日は、毎年恒例となった高知平和運動センターの平和学習ツアーの案内で久しぶりに渡嘉敷へ行ってきました。
沖縄本島は、一日中土砂降りの雨が降ったりやんだ入りの天気だったようですが、不思議に渡嘉敷島は、曇りながらも時々お日様も照り、ツアーの皆さんに、美しい渡嘉敷の海の色を見てもらうことができました。

今日は、渡嘉敷の自然を楽しんでください。

                       <ニシ山から慶良間海峡と座間味島を臨む>

                         <連休明けで、観光客は少なめ>

             <我がふるさとながら、この海の色の美しさには思わず息をのむ>

           <鈴なりのアダン(タコノキ)の実が熟していた>

 

 

 

 

 

熟したアダンの実は、アーマン(ヤドカリ)の大好物です。

今は誰も見向きもしませんが、甘いものが少なかった私が子どもの頃は、おやつとしてよく食べたものです。

<村花:ケラマツツジ>      <野生のテッポウユリ>         <ブーゲンビリア>

              <よく見なければ気づかない小さな草花。名前は解りません>

     <ソウシジュの花も満開でした。黄色い花がコロコロと散り落ちる様は風情があります>

              <ニシ山の東展望台:曇っていたため沖縄本島もかすんで…>

「集団自決」という沖縄戦の想像を絶する悲惨な出来事と、島々の美しい大自然とのコントラストが、ますます戦争のむごさを浮かびあがらせるケラマ諸島です。

平和学習ツアーでは、戦争の話だけではなく、島の歴史や文化についても伝えます。

かつて慶良間諸島は、全国的にも名を馳せた鰹節の名産地でした。カツオ漁と鰹節作りの技術は、高知県から学んだと言われています。明治の中頃のことです。そういう意味では毎年平和学習に来てくださる高知県とは、ご縁が深いのです。

写真は、島に3つあった鰹節工場の名残の煙突です。

2017年5月16日リンクURL