ドキュメンタリー映画のご案内二つ

① 辺野古ゲート前の人びと

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② 「異なる世界」

古びた自転車に乗って旅をする二人の青年。海を越え台湾からはじまった旅はエメラルド 色の海が広がる沖縄を過ぎ、真冬の厳しい寒風が吹きすさぶ韓国で終わりを迎える。11月 ながらも夏のような台湾を経て秋のような沖縄を、そして韓国での真冬へと突入する長い 旅程のなかで二人は数多くの人々と出会う。台湾で脱核運動をする人々、沖縄で自衛隊や 米軍基地建設に反対する人々、その沈痛な歴史から、韓国、済州島の海軍基地、密陽の送 電塔、そして原発問題に至るまで、彼らは「平和紀行」という名を借りてこの地の疎外され た場所の数々を訪れる。点と点を繋ぐように二つの車輪で様々な場を連結しながら。ひょっ とすると当為で始めたかもしれない連帯の試みは、深い省察へと彼らを導く。

<上映会日程>

2月 9 日(金) 18時 30分~ / 長谷寺(南部/糸満市潮平1番地)

10日(土) 18時 / 高江ブロッコリーハウス

2月 1 1日(日) 10時 30分 / 名桜大学(学生会館3F)

16時 / ワカゲノイタリ村(名護市二見)

12日(月・休) 14時 / 宜野湾セミナーハウス(中部/中部商業高校近く)

 

<制作 l ハンコンギ・プロジェクト>

ハンコンギ・プロジェクトとは?… 「ハンコンギ」は韓国語で「一椀」という意味を持っています。お米一粒のような人々が集まり、ともにご飯を

つくって分かち合うような芸術活動を目指しています。抑圧と喪失の時代に生を生かす「芸術+活動+遊び」などの多様な方法を模索しながら

様々な人々と緩やかな連帯を続けています。

上映会のチラシはここから⇒< 2018 ‘異なる世界’_OKINAWA A4 Poster Final>

 

2018年1月16日リンクURL

白いスミレ

今年も、リュウキュウコスミレの咲く季節になりました。が、今年は庭のスミレの咲き具合が、例年になく少ないようです。咲いていても株も花も小さく、なんか心もとない感じ。

同じリュウキュウコスミレの仲間だと思うのですが、毎年白い花をつけるものがあります。例年、紫も白もかなりの数群れて咲くので写真写りも映えるのですが、今年はぽつりぽつりと散らばって咲いていいて、一株ずつしか写せません。

でも、やっぱり愛しい花だなぁと思います。大好きです。

2018年1月13日リンクURL

ヘリ飛ばすな!沖縄の空は沖縄のもの~1月10日の辺野古

沖縄もこの冬一番の寒さに見舞われたこの日、私にとっては新年になって初辺野古である。

前日は、これまで最高となる283台ものダンプやミキサー車、工事機材を積んだ車両が入ったという。昨年暮れから米軍ヘリの事故が相次ぎ、ゲート前でも抗議の声に満ちた。

正月早々一週間に2度もヘリが民間地に不時着という事態に、さすがの機動隊も、少しは県民を守る立場に目覚めるかと思いきや逆だった。ますます弾圧的な態度が目立った。

福岡・日出生台で米軍演習に抵抗するメンバーが、平和のメッセージを携えてゲート前に。

「戦争レクイエム」

この絹布に描かれた作品は
ベンジャミン・ブリテンの音楽を
イメージしたものです

英国の作曲家ブリテンは徴兵を拒否し
戦後、かつての敵国同士だった
ソ連、ドイツ、英国のソリストを招き
このレクイエムを初演しました

描かれているのは108の戦戦没者の魂
108の煩悩 そして今の日本の 日の丸
この地に平和な日々が訪れますように
誰も殺すことなく殺されることなのない
時代が来ますように 

この芸術作品を撤去しろと、機動隊が「警告」。みんなで抗議すると10数名の機動隊がやってきて強制的に取り上げようとした。何が気に障るのか?

無駄な衝突を避けるため、市民らはこのバナーをゲート前に移動させた。

この日の機動隊は何かにいら立っているように見えた。今度はトイレ送迎車に「違法駐車、道交法違反」といちゃもんをつける。

続いて、帰宅する人たちを乗せた車(2台)を「ノロノロ運転だ」と強引に停車させ、免許証を取り上げようとした。これにも座り込みの人たちが強く抗議し、違反切符を切らせなかった。些細なことにあらゆる手段を講じて基地に抵抗する人たちを封じ込めようとしていることがありありだ。

辺野古の帰りに、宜野湾市石平の軍司令部前で行われた「ヘリ不時着の抗議集会」に参加。

「沖縄の空は沖縄のもの、米軍のものでも、日本政府のものでもない、ヘリ飛ばすな!海兵隊撤退!」と声を挙げた。

2018年1月11日リンクURL