私はシーサーになりたい!

  私の名前はパンダ。実はノラである。生まれたときからこの家でエサを貰って大きくなった。いまも両親、兄弟姉妹共にこの家のお世話になっている。一日24時間気ままに暮らし、朝晩のエサの時間と、甘えたいときだけこの家にやってくる。

 だけど一宿一飯の恩義は忘れない。だからこの家を守るシーサーになりたいと願って、ときどきこうして魔除けのシーサーさんの横でシーサー見習いをさせてもらっている。

 この家だけでなく、ウクライナやパレスチナ、南西諸島襲っている戦争の邪気や、自然災害の邪気も追い払いたい。

(シーサーのときは踏ん張って怖い顔してるけど、ほんとは甘えん坊の優しい女の子です)

 

 

 

2024年1月4日リンクURL

代執行にどう抗うか ! ~ 今日(12月27日)の辺野古

 今年最後の辺野古行動である。

 6:40、辺野古に行きのバスに乗るため、県庁前に着くと、県庁舎の半数近くの窓に明かりがともっていた。こんなに早く!と思ったが、もしかして昨夜からの徹夜組だろうか?

 国の代執行に抗して、県は今日最高裁へ上告すると表明した。そのために徹夜での作業だろうか?


 9:00前、今日一回目の座り込み。

 デニー知事の「承認拒否」に勇気づけられ、国の「代執行表明」に怒り、座り込む人々も気合が入る。



 コロナ禍以降、感染予防のため機動隊に担がれ運ばれることはやめていたが、代執行判決後は、機動隊の移動警告に誰も耳を貸さなくなった。機動隊三人がかりで一人ひとり運ばなければならないので、時間がかかる。私も今日からその仲間になった。



 日は久々に島袋文子さんの姿も。(身内に不幸がありしばらくお休みしていた)お元気そうな姿に安心する。

 ゲート前行動も年が明ければ10年になる。この間に様々な人間模様が展開された。寂しい別れもある。8年近く黙々と送迎者の運転に徹しながら、得意のギターと歌で座り込みの人々を励まし、力づけてきたKさん。持病が悪化して九州の実家に引き上げることになった。今日辺野古で最後のミニライブをしてもらった。「代執行という大変な時期にいなくなるのはつらい」と。

 ありがとうKさん。たくさん励ましてもらったあなたのすてきな歌声忘れません。「沖縄の青い空、青い海、肝心(ちむぐくる)も忘れないでね。また会いましょう!」

 今日は、午後の搬入はないとわかり、早めの昼食を済ませて解散となった。水曜日の担当は今日が最後となる。

 

 

 

2023年12月27日リンクURL

変わらぬ沖縄への構造的差別 ~ 代執行不当判決抗議・知事激励集会

 辺野古から那覇へ戻り、雨にぬれ肌に冷たく滲みる服や靴を着替える時間もとれないまま、引き続き午後6時から県庁前の県民広場で行われたオール沖縄会議主催の「不当判決抗議集会」に参加した。


 弁護団代表、うりずんの会国会議員代表、県議会代表、市民代表、登壇する誰もが、違法だらけ、矛盾だらけの国の主張を丸呑みした理不尽な不当判決に憤った。

 当初、この集会に参加する予定だった玉城デニー知事は、数日前から発熱し今朝肺炎と診断、7日間の静養(後に入院と発表された)を余儀なくされ、メッセージが寄せられた。「沖縄県民の民意を無視し、沖縄県の自治権を奪い、新たな軍事基地を建設しようとする国の代執行は、県民の負託を受けた知事としては、到底容認できるものではない」と。

 入院中の玉城知事は、25日までに国の辺野古埋め立てをの設計変更を承認するかしないか判断しなければならない。知事が判断しない場合、あるいは承認しない場合、国が代わって承認する代執行が実施される。自分(国)が許可を求めたことに、自ら(国)が許可を与える、それこそ自作自演、自問自答もいいところだ。これなら国がやりたいと思ったことは何でもできることになる。この大転換の出来事に、大多数の日本国民は無関心である。そのことがなによりも恐ろしい。

 

2023年12月21日リンクURL