前回は証拠映像(辺野古ゲートまえでブロックを積み上げて威力業務妨害)を取り違えるという検察側の不手際で全く審理が進展していない。現在まだその映像の整理ができおらず、8月までかかるという。そのため別件(高江で逮捕ざれた案件)を先に審理することになり、今回から添田さんも対象となる。
二人は、同席することができないため、山城さんが集会の最初に挨拶、添田さんは集会の最後にあいさつした。共に「弾圧に屈せず、最後まで戦い抜く」と、決意を語った。
3日~7日は、ゲート前の抗議行動はお休みですが、土曜日は平和市民連絡会の女性たちが行動の指揮を担うことになっているため、今日もいつものように7時半にはゲート前に着きました。お休みを知らずに座り込みに来る県民や、県外、海外から辺野古を目指してきてくださる方々があるからです。
<いつもテント前に翻っている数々の幟もなく、閑散とした座り込みテント>
さすがに早朝はテントの常駐スタッフだけでしたが、9時過ぎ頃から休みを知らずに来た人や、お休みと知っていてもやっぱり気になってきたという人、県外から「GWの旅行で来たけど、辺野古まで足を延ばした」という人などが、ぽつりぽつりとやって来ては、しばしおしゃべりを楽しんで帰っていきました。
ゲートでは、米軍も、土建会社の作業員もお休み、県警機動隊もごくわずか。警備のアルソックさんだけが黙々と任務に就いていました。かわいそうにGWの休みももらえないのかな?
私たちも受け付けテントの下で、訪ねてきた人たちとのどかに話を交わし、周囲を観察する気持ちの余裕も。そこで見つけたのがテント前のミニ菜園。いろいろなお野菜が豊かに実っています。
わずか反坪くらいのスペースに、トマトあり、セロリあり、ネギあり、ピーマンあり。他にバジルやわけぎも。実際に農業をやっている方が手掛けているため、確かな実りがあります。なんか気持ちが豊かになります。
米軍や機動隊相手にギスギスしたり、緊張したりするのではなく、これが本当の人間の暮らしですよね。
でも今は、新たな基地の建設を止めるためにここで踏ん張らねば、自然も、土地の文化も、未来の子どもたちも、故郷も守れない。だから頑張る。