県議会全会一致で意見書可決へ ~ 遺骨混入土砂問題

<琉球新報 13日>

 紆余曲折を経ての全会一致だったようだ。それぞれの会派の主張が入り乱れ、「人道上、許されない」「辺野古」「南部」などの文言を削るなど一般民には理解しがたいが、それでも「全会一致」を最優先させての可決という。

  県議会が全会一致でまとまったことで、熊野鉱山の開発届に対し、玉城知事も迷うことなく、開発中止命令を出せるのではないかと期待される。

2021年4月13日リンクURL

教科書から「集団自決」が消え、誤記で戦争犠牲美化の懸念 も ~ 22年度教科書検定

 来年度から使用する教科書の検定結果が発表され、12社中5社の教科書から『集団自決』が消え、学徒の慰霊碑を『顕彰碑』と誤記、「戦争を美化する記述」と、関係者が抗議声明を出すなど、教科書検定で「沖縄」に関する記述でいくつかの問題点が明らかになった。

<3月31日 琉球新報 ↑ ↓>

 

 

2021年4月2日リンクURL

渡嘉敷島「集団自決」76年目の慰霊祭

 沖縄戦の忌まわしい記憶は、たとえ何年経とうとも癒えることはない。渡嘉敷島は、28日、「集団自決」から76年目のその日を迎えた。
 昨年に続いて、コロナ禍で村主催の合同慰霊祭は中止されたが、多くの村民や遺族が、それぞれに訪れ、線香を手向けたという。

<3月29日 琉球新報 ↑>

 現在の白玉の塔( 戦争犠牲者を祀る)

「集団自決地」の碑:当初の白玉の塔は、この地に建てられた。1960年周辺が米軍基地に接収されたため移転を余儀なくされ、62年に現在地に建立された。

 

 ケラマブルーに染まる慶良間海峡。米軍は、1945年4月1日の沖縄本島上陸を前に、3月26、27日慶良間諸島に上陸。この青く美しい海が真っ黒になるほど、無数の軍艦で埋め尽くされたと体験者は語る。

 現在はくじら海峡と呼ばれ、ホエールウォッチングや世界有数の透明度を誇るダイビングのメッカとして知られるこの海が、かつて地獄の海と化した歴史は、決して忘れてはならない。

 

 

2021年3月29日リンクURL