シュワブ基地を人間の鎖2000人で包囲~今日7月22日の辺野古

「戦争に向かって暴走する日米政府の手と足を、人間の鎖で縛り上げよう!」と、稲嶺進名護市長の挨拶で始まった人間の鎖大行動。2000人が鎖となってシュワブ基地を取り囲んだ。

「銃剣とブルトーザーで奪い取った普天間基地を、古くなったから新しい基地をつくって提供しろ!という米軍は居直り強盗であり、そんな米軍に国民の血税で新基地をつくってやる日本政府は共犯だ!」と、真喜志好一平和市民連絡会共同代表のあいさつ。

参加者が、それぞれに工夫を凝らしてアピール

来たくても、参加したくても様々な事情で来れなかった人たちが、想いだけでも参加させようと、リボンに書いた名前を仲間たちが持ってきた。

まずは、幸せの象徴・色とりどりの風船を空に放って、開会宣言!

澄んだ青い空、美しい白い雲に、七色の風船が映えて!。この清らの空を戦争で汚すな!

今日も炎天下は40度近い。始まる前のひと時を日よけテントの下で。

金網の向こうから、軍警が双眼鏡で市民の様子を偵察。

2017年7月22日リンクURL

今日(7月19日)の辺野古~私たちも絶滅危惧種?

水曜日は集中行動日で平和市民連絡会の担当日であり、また唯一女性がゲート前の座り込み行動を指揮する日でもある。
そのため、特別な日程でもない限り水曜日はできるだけ参加するよう努めている。

これまで集中行動日には、基地内への資材や機材を積んだトラックの侵入を少なくても午前中は止めることができていたが、先週あたりから午前中も入られるようになってきた。 今日(19日)も9時過ぎと1時過ぎに機動隊による強制排除にあい、20数台のトラックとミキサー車が入った。

それでも、毎回40分以上頑張ってトラックの侵入を遅らせた。

いま辺野古へ座り込みに来る女性たちの間ではダイエット禁止!が合言葉である。重い方が排除に機動隊の人数を要し、時間もかかるからだ。私などはやせてはいないが、身体が小さいので、二人の機動隊員に両脇からヒョイと抱えられて簡単に運ばれてしまうのが悔しい!

炎天下での座り込みは過酷だ。傘をさしていてもアスファルト道路からの照り返しで、座っているだけなのに汗まみれになる。高齢者も多いので、熱中症が心配されるため、トラックが出て行ったあとは、できるだけメインゲート前のテントの下で集会を続けるよう配慮がされている。

休憩中に、テント下で驚きの発見があった。給水用の机の下からかわいらしい草花が顔を覗かせていたのを、植物に詳しい人に見てもらったところ、県の絶滅危惧種に指定されている野生の欄「エダウチヤガラ」であることが判明。

しかも、たまたまこの花のことが新聞で紹介された記事の切り抜きを持っている人がいて、二重の驚きでその場が和んだ。

 

それにしても、20年以上も国の政策に反対し続け、今なおあきらめず、こうして身体を張って権力と対峙し続けている私たち・沖縄の人々は、全国的にも類をみない極々少数派、「絶滅危惧種のようなものかもしれない」と思った次第。でも絶滅するわけにはいかない。

22日(土)は14:00~15:00、キャンプ・シュワブ基地包囲行動があります。皆さん辺野古へ来てください。

可憐な花に励まされた1109日めの辺野古でした。

 

 

2017年7月20日リンクURL

辺野古へ行こう!~7月25日・海に座る

200人が辺野古ゲート前に集まれば、機動隊のごぼう抜きに耐えることができ、工事を止めることができます。さ!あなたも辺野古へ行こう!

辺野古関連の、今後の日程です。

①嘉手納基地抗議集会

・とき:7/14(金)18:00~、・ところ:嘉手納第1ゲート(北谷町砂辺在)・主催「嘉手納爆音」など3団体。

②国連人権理事会「帰国報告会」

・とき:7/15(土)18:30~21:00・ところ:那覇市職員厚生会館ホール(那覇市新都心 在) ・報告者:山城博治、金高望(弁護士)、星野英一(琉大教授)、阿部岳(記者)、他。

③辺野古キャンプ・シュワブ包囲行動

・とき7/22(土)14:00~15:00・ところ:辺野古集落~第3ゲート(約1.5㎞)・主催:県民会議。

④県民大会

・とき8/12(土)14:00~・ところ:奥武山公園競技場・主催:「オール沖縄会議」。

翁長知事も出席の予定です。三万人規模の集会を目指しています。

 

 

 

2017年7月14日リンクURL