山城博治さんら裁判12回目の公判

25日(月)、公判を前に、裁判所前の広場で、事前集会が行われた。

元気な姿を見せた山城博治さんは「境界線もない立ち入り禁止の告知板もない森に入ったからと言って”刑特法”逮捕拘束されたら、たまらない。これまでずっと自然観察やそのほかいつでもだれでも普通に立ち入りしてきた森や山だ。入るなというのなら、嘉手納基地のように北部訓練場全部に金網を張り巡らせるべきだ」と、ヒロジ節で訴えた。

山城さん担当の三宅弁護士は、「検察は、被告側の証人申請や証拠資料をことごとく却下し、なぜ彼らがそうしなければならなかったのかという背景を一切無視して、トラックを止める交通妨害をしたかどうか、森に入ったか否か、ブロックを積んだか否かという、単に裸の事実だけで罪に問おうとしている。証拠映像もまともに提示できず、裁判の体もなしていないない公判が恣意的に進められている」と裁判所を批判した。

稲葉さんは、座り込みテントで会計担当をしていたことが、山城さんとブロックの積み上げを共謀して行ったとして逮捕、拘束された。

2017年9月26日リンクURL

27日は 文子おばぁのトーカチ(米寿)祝い

来週の水曜日、10月27日は旧暦の8月8日トーカチです。

辺野古ゲート前のマドンナ・島袋文子さんの米寿(数え年の88歳)のお祝いがあります。辺野古総合大学芸能部総出演でお祝いを盛り上げることになっています。皆さん!カリー付けにぜひいらしてください。

VFP(平和を求める退役軍人会)の皆さんと文子さん。2016年9月、辺野古ゲート前)

2017年9月23日リンクURL

不発弾処理で避難することに

沖縄の新聞には、毎週末と言っていいほど不発弾処理の告知が掲載されます。

沖縄の不発弾処理については、先週、このブログの「終わらぬ戦後」シリーズの一つとして紹介したばかりですが、
まさか、このタイミングで自分が避難の対象になるとは!なんというシンクロニシティでしょうか!

   毎日通っている事務所が久茂地にあり、明日10時20分から午前中は、事務所を退避しなければなりません。不発弾処理で奇跡の一マイル・国際道理が封鎖されるのは2004年以来13年ぶりということです。

事務所のスタッフと、「映画でも見に行こうか」と話していますが…。

なんか、生々しいですね。

<23日追記>

不発弾処理は無事に終わりました。避難騒ぎの一部始終を見届けたいと思っていましたが、この時間、私はたまたま親戚の葬儀が重なり、残念ながら叶いませんでした。

それにしても、沖縄の不発弾処理は、これまでのように見つかったものだけをその都度処理するというだけでは、あと70年もかかると言われています。

戦争は国策であり、その結果生まれた負の遺産は、国の責任で対処すべきもの。磁気探査などで積極的に取り除き、早くゼロにしてもらいたいものです。

2017年9月22日リンクURL