第4回 海上座り込み 6月25日(月)に参加しよう!

国は、沖縄県に申請した施行概要に違反して、工事のしやすい浅瀬で護岸工事を始めています。

今月いっぱいにも三方から行われている護岸工事が繋がり、海が囲いこまれて、早ければ8月にも、この部分への土砂の投入が始まるのではないかと懸念されています。

潮が引くと干潟となる浅瀬は、海の生物の「ゆりかご」です。海が囲い込まれ潮流が途絶えると、ゆりかごの中の赤ちゃんは生き延びることができません。増してや土砂が投入されると海の死を意味します。たとえ工事全体の数パーセントであっても、大浦湾全体への影響は計り知れないものがあります。

これは、何としても止めなければなりません。

海上から直接護岸工事への抗議行動を行っているカヌーチームと抗議船をフルに展開して行う海上座り込み行動が、毎月行われています。今月は25日(月)です。
多くの方々の参加を呼び掛けています。

2018年6月11日リンクURL

辺野古は、世界中の平和のために闘っている人たちの最前線~今日(6月6日)の辺野古

平和市民連絡会の6:30発辺野古行きバスに乗るため県庁前へ行く。夜が明けきった明るい空に、半月が…。

梅雨入りしたのにほとんど雨らしい雨は降らず、今日も澄んだ青い空が恨めしくなほどだ。

慶良間諸島の座間味島では、夜間断水がは始まったという。辺野古への途中、沖縄自動車道から見えるダムは干上がって、湖底が見えていた。

沖縄本島でも給水制限があるかもしれないと、心配になってくる。

          不屈の座り込みももうすぐまる4年となる。

県警機動隊は、基地の中から出てきて、座り込んでいる私たちを排除する。

毎日、パトカーに先導されて民間企業の工事資材を運搬するトラックがやって来ては基地の中に入って行く様子は、どう考えてもおかしい。

ダンプトラックやコンクリートミキサー車が入る前と後に散水車が豪勢に水を撒いていく。県民生活は水不足で困っているというのに。

今日(6日)、ゲート前は国際的だった。

イギリスからやってきた若者(学生)が、「米軍基地と日本政府に抵抗している沖縄の人々の姿に感動した。僕が生きている間に、世界中の米軍基地がなくなり、この地球上から戦争がなくなることを願っている。一人の力は小さくても、こうして一人ひとりが集まると、アメリカの戦争を終わらせる大きな力になる。一緒に頑張りましょう」と熱くかたった。

パレスチナ難民の支援活動をしているというこの男性はカナダから。「アメリカは平和の敵、人類の敵だ。沖縄は世界中の平和のために戦っている人たちの最前線にある。皆さんは辺野古のためだけでなく、世界のために闘っている。私たちは、みなさんにありがとう!です」

国際的な励ましに応えて、沖縄からは「カンカラサンシン」で、沖縄戦直後の捕虜収容所で生まれた民謡で反戦歌ともいわれている屋嘉節を歌った。

戦後の廃墟の中で沖縄の人たちは、缶詰の空き缶とパラシュートの糸で作ったカンカラ三線で歌い踊って、傷ついた心を癒し気力を奮い立たせてきた。

辺野古ゲート前でも、歌と踊りは抵抗の有効な手段となっている。

帰り道、舗道に散り敷くホウオウボクの赤いじゅうたんを踏みしめて辺野古を後にする。

 

2018年6月7日リンクURL

こわい話 ~ 警察国家、監視社会ニッポン

C I A(米中央情報局)が、沖縄世論を研究するためと称してまとめた解説書には、政治家だけでなく、ミュージシャンや一般の人たちまで調べ上げていたと、ジョン・ミッチェル氏が告発したニュースがあり、恐怖したばかりだが、それはアメリカだけではなく、日本もおなじという怖~い話が、4日のタイムスのコラム大弦小弦に紹介されている。

“一読瞭然”、解説はいらない。とにかくお読みください。(6月4日 沖縄タイムス)

辺野古でも、私たちはしっかり監視されている。

座り込みテントの真正面、悪びれる様子もなく、基地の中から双眼鏡で私たちを観察する軍警。

     同じくこちらはメモ班。市民の発言を逐一メモっている。

 

 

 

 

 

「違法行為だ」と抗議しても何台ものカメラで、座り込んでいる人たちを写し続けている県警機動隊。

小高くなった基地の中からも数人で監視。その後ろの電柱には360度対応の監視カメラが3基。道路向かいの基地の中にも、ゲート前をターゲットにした監視カメラが設置されている。

この映像は、東京の官邸、警視庁に直結していると言われている。

2018年6月6日リンクURL