「撤回」取り消しヌガーラチェナラン (許してはならない!) ~ 怒り心頭今日(4月6日)の辺野古

四月第一土曜日、県民大行動の辺野古、800人が結集。安倍政権が5日に行った「埋め立て承認撤回」の取り消しに怒りが渦巻いた。

稲嶺進オール沖縄会議共同代表:「朝からワジワジーして気分が悪い。「撤回」ヌガーラチェナラン(許してはならない)。公正、公平は、この国にはない。あるのは忖度ばかり

高良鉄美オール沖縄共同代表:「政府(権力)は必ずウソをつく。だから、それをさせないために憲法がある。

照屋寛徳衆議院議員:「行政(沖縄県)は行政であらゆる手段で「撤回」取り消しに対応するであろう。私たちはここ辺野古の現場で創造的なたたかいを創り出してがんばろう!

ヘイセイの次はハイサイかと思ったら、令和だった。明治から大正、昭和、平成と変わってきたが、世替わりのときはいずれも半年以内に当時の政権が崩壊した。(前例に違わず)7月の参議院選挙で安倍政権は必ず崩壊する。させなければならない。

赤嶺政賢衆議院議員議員:「国交省は、デニー知事の撤回は、法律的に間違っているので取り消したと言っているが、違法の数々を繰り返しているのは国の方である。このような猿芝居で県民は騙されない。

伊波洋一参議院議員:全省庁が総理に忖度してあらゆることをやっているのが安倍政権。軟弱地盤、活断層、ジュゴンの死、辺野古の自然は(自ら)新基地建設を拒否している。

屋良トモヒロ衆議院補選予定候補:「フィリピンの経済成長率6,7%、中国6,5%,アジアの国々が発展する中で、中国、北朝鮮の脅威を振りかざして孤立している日本。沖縄はアジアとの長い交流の歴史がある。アジアの国々と仲良くして、沖縄が先に行こう!

11時から始まった県民集会の前に、8:00から工事用ゲートで座り込み、今日はダンプなどの搬入がなかったので、メインゲートで抗議の声を揚げ、テントの下に移動して集会が行われた。

ただ、護岸工事は今日も行われており、辺野古ブルーのカヌー、抗議船が海上で抗議行動を展開した。

 

 

2019年4月6日リンクURL

「ヘイセイ」の次は「ハイサイ!」がいいんじゃない? ~ 今日(4月3日)の安和行動

水曜日は安和集中行動日。朝8時、安和に着くと、すでに赤土を満載したダンプが列をなして、港に入っていた

すぐに抗議の列に加わる。

 

ごめんね!守ってあげられなくて。人間たちは、あなたの信頼を裏切ってしまった。

見たくもない顔だけど、この怒り忘れないために。

リーダーたちが集まって作戦会議。何やら新戦術を編み出したようだ。

 

巷は、1日に発表された新元号で大騒ぎ。新しい時代というが、何が変わるというのだ。日本の沖縄に対する侮辱的な圧政はちっとも変わらない。せめて「辺野古はや~めた!」と言ってもらいたい。

「ヘイセイの次は,ハイサイがいいんじゃない?」と、誰かが言ったという。「ウン!いいんじゃない!」

※「ハイサイ」とは、沖縄の言葉で、おはよう、こんにちは、こんばんわ、ハ~イ!など、あらゆる挨拶言葉を含む万能語。ただし、女性が使う場合は「ハイタイ」と変化する。

高江のヘリパッド阻止のたたかいで不当逮捕され、長い勾留の後に病に倒れた添田充啓さんの、今日は一周忌にあたるため、昼休みに入る前にみんなで黙とうをささげた。

 

 

 

 

 

街路樹のシャリンバイが、黙とうに合わせるかのように優雅に香っていた。

 

 

今日は風が強く、波が荒いため、辺野古ブルーの海上での阻止行動はなかった。なのに海保と民間警備の警戒船が14隻もたむろしていた。これが一日2000万円と言われる辺野古関連費の実態である。

まだトラックの行列は続いていたが、那覇からのバスは18時までには戻らないといけないため、15時30分に安和を引き上げてきた。

 

2019年4月3日リンクURL

岩手県議会が辺野古反対決議 ~ 地方議会に広がる抗議議決議

先月行われた辺野古新基地建設の賛否を問う沖縄県民投票の結果を受けて、全国の地方議会で「県民投票の結果を尊重すべき」との決議が広がっている。<琉球新報 3月27日>

 決議は住民からの請願を採択する形で行われているもので、長野県では今月20日、埴科郡坂城町と下伊那郡大鹿村での請願採択したニュースを、信濃毎日新聞が伝えている。

<信濃毎日新聞 3月20日↑>

一方で、琉球新報が全国の知事を対象に緊急アンケートを行ったところ、「日米両政府は県民投票の結果を尊重すべきか」という問いに「すべきだと思う」と答えたのは、静岡県の川勝平太知事と、岩手県の達増卓也知事の二人だけだったという。

<追記>

地元名護市議会も26日、県民投票の結果を尊重し、新基地建設を断念を求める意見書を賛成多数で可決、「県民の民意を無視して辺野古新基地建設を強行することは民主国家そして恥ずべきことであり、断じて許せない」と糾弾した。

 さらに、沖縄県議会でも27日「県民投票の結果を尊重し、工事の中止と新基地建設の断念を求める意見書と決議」を採択した。(自民は反対、公明、維新は退席)

 決議は、日本本政府に対し、投票者の7割超が反対に投じた結果を踏まえ「民意を否定することはもはや許されない」と民意の尊重と、工事の即刻中止を求めた。

また、米国宛ての決議では、米国も当事者だとして「日本国内の問題だと拒み続けることは許されない。沖縄は米国の植民地でははない」と糾弾、「県民は米国民との友好は望むが服従は望んでいない」と訴えた。

 

2019年3月27日リンクURL