翁長武志さんを偲ぶ会

 昨年8月8日に現職で急逝した翁長武志前知事の一周忌に合わせて、昨日(22日)偲ぶ会が催され、およそ900人の県民が黙とうをささげ献花を行った。

 偲ぶ会実行委員会の呉屋守将委員長は「多大な犠牲を強いられ続ける沖縄から、さんさんと輝く日本が世界に誇る沖縄への道しるべを示した偉大な政治家」と、翁長さんの功績をたたえた。

 翁長さんから県政引き継いだ玉城デニー知事は「翁長さんは生涯を沖縄の発展のために尽くされた。経済、幸せ、平和の三つの視点から、沖縄の未来を切り開くための様々な取り組みを行い、道筋を開いた。辺野古新基地の問題をはじめ、翁長知事の思いを受け継ぎ、様々な課題解決のために全身全霊で取り組む」と決意を述べた。

 セレモニーの後の懇親会では、翁長さんとかかわりの深かった人たちが、翁長さんとの思い出を披露、政治の裏話、プライベートでの翁長さんの素顔が語られた。

セレモニーで感謝の辞を述べた妻・幹子さんは家庭での翁長さんの素顔を語るとともに、知事に就任してからの翁長さんの苦悩が並大抵のものではなかったことを改めて明らかにした。

 <8月23日 琉球新報 >

2019年8月23日リンクURL

高校生 基地を詠む ~ 全国短歌甲子園で準優勝

  <8月18日 琉球新報 ↑>

 今回出場したのは、いずれも高校2年で文芸部の國吉さん、島袋乃碧(のあ)さん(17)、徳村帆華さん(17)の3人。

灰色の箱が生み出す爆音は 今か 咲く花ただ揺らすのみ

団体戦決勝の大将戦での島袋さんの作品。「灰色の箱」をフェンスで囲われた米軍基地に見立て「咲く花」に地域住民や生活する自身を重ねたという。

碧海にコンクリートを流し込み儒艮(ジュゴン)の墓を建てる辺野古に

國吉さんは「基地問題にはずっと関心があり、本土との温度差を感じていた。(準優勝で)短歌を通して、しっかり沖縄らしさを届けられたと思う」と喜びを語った。

2019年8月19日リンクURL

この花の名前を教えてください!

 10日ほど前、沖縄自動車道・伊芸サービスエリアの花壇の中で見つけた可憐な紫色の花に目が留まりました。名前は知りません。

 花と思ったのは実は「実」で、真ん中に黄色いめしべをつけた薄紫をしたのが「花」でした。花は地味で目立ちませんが、濃い紫色の「実」かなり強い自己主張をしています。

 聞けば、中北部の庭のある家では、繁殖力の強い野生欄の一つで、厄介な雑草扱いなのだそうです。宜野湾に住む友人には「広がりすぎて困っているから、いくらでも引っこ抜いて行って!」と、言われてしまいました。

 どなたかこの花の名前をご存知でしたら、教えてください。

2019年8月18日リンクURL