国による代執行を許さない ~ デニー知事とともに地方自治を守る 11・5県民大集会

 

 平和市民連絡会では、5日の県民大集会に参加するため、当日県民広場から10:00に貸し切りバスを出す。すでに予約で埋まっているが、さらに島ぐるみ会議が同じ時間にバスを運行する。予約不要で先着順(30分前から受付開始)。

 なお、毎月第一土曜日の「辺野古大行動は」はお休みです。

               <10月31日 琉球新報 >

 

2023年11月3日リンクURL

新たな決意で 辺野古に座る ~ 11月1日の辺野古

 月が改まり、2023年もあと二か月を切った。なんと時の流れが速いのだろう!と思う反面、毎日が同じような、いや後ろ向きに歩いているような錯覚さえ覚えるときもある。

 10年にもなろうとするこの日々。つつましやかに生きる庶民にとって、失った10年の年月は決して軽くはない。ましてや高齢ならなおさらだ。この日も満月の名残の月が西の空に浮かぶのを眺めつつ、辺野古を目指してやってきた。

 ゲート前での話題は、怒り収まらない「強制代執行訴訟」のこと。

 「デニー知事と県側の弁護士の弁論が終わったら、国側には何も求めないまま『これで結審する』と言い放った裁判長の言葉に唖然として、しばらく誰も席を立てなかった」と、傍聴した人が感想を述べた。

 

 この日は、京都の大学からゼミの学生や、県外の反戦地主の方々、韓国から若者など多彩な人々が辺野古へ集った。 

 「ダイ・イン」で抗議の若者 ↑

←「デニーさん えらい!断固支持!とジュゴンさん。

 

 

 

 上空は、抜けるような青空が 広がる。ここに爆撃機やミサイルを飛ばすな!「お空を飛ぶのは、鳥さんだけでいい!」と、子どもたちが言っている。

 この日は三回目の座り込みはなく、昼食後那覇に戻った。

 水曜日はいつも差し入れがいっぱい。今日のお土産は、りんご、柿、大根、ジャガイモ、柚子。ケーキや冷たい夏みかんのフルーツポンチはお腹の中に納まった。

 

 

2023年11月2日リンクURL

沖縄の民意こそ公益 ~ 代執行訴訟デニー知事が口頭弁論

 「国が玉城知事に代わって辺野古新基地建設の設計変更を認める」ための代執行訴訟が、30日(月)、福岡高裁那覇支部で始まり、玉城知事のわずか20分足らずの口頭弁論だけで、今回も軟弱地盤に対する実質審理はなく、即日結審となった。 

 裁判を前に、高裁前の城岳公園で行われた事前集会で、大勢の市民が抗議の声をあげた。

 担当の加藤弁護士は「そもそも代執行訴訟の要件を満たしていない裁判。①県が法律に違反しているか⇒国こそ違法 ②他に方法がない⇒ いくつもある。代執行は最後の手段 ③公益をそこなう ⇒県民の多くが反対している県民の意志こそが公益」と、喝破した。さらに「明治時代にできた法律を盾に、国と地方自治体が対等であるという概念を無視、破壊しているとも。

 少し遅れて到着した玉城知事も、口頭弁論に向け決意を述べた。「県民から権限を奪いとり、国に都合のいいように司法が手を貸している。論点を争いもせず『お前はどけ!』と言うようなもの。みなさんと同じ思いでしっかり主張してくる」

 湧き上がるデニーコールに送られて入廷したデニー知事だったが、結果は冒頭の通り。判決言い渡しの期日は言い渡されなかった。

<裁判所を出る玉城知事>

                <10月31日 沖縄タイムス>

 

2023年10月31日リンクURL