ご案内 <やより賞受賞 記念シンポジューム>

国際女性ネットワーク会議で、沖縄と繋がりの深いフィリピン・ブックロードセンターのアルマ・G・ブラワンさんが、今年度の松井やより賞を受賞!授賞式に出席のため来日したアルマさんを沖縄にお招きしました。下記の通り受賞記念シンポジウムを開催します。多くの方の参加を呼びかけます。

 

「軍隊・性暴力を問う つながろう女たち」 
日 時:12月8日(土)14:00~16:00
会 場:沖縄キリスト教学院大学 南3-5教室
参加費:500円(全額アルマさんへの活動費へ寄付させて頂きます)

主催:基地・軍隊を許さない行動する女たちの会

 
【内容】 フィリピンの女性の活動、特に女性の人身売買や軍国主  義に抗する活動について語ってもらいます。彼女の涙あり、笑いあり、あの手この手を使って、どんな時でも希望を持ち続けるアルマさんの活動には勇気を頂けます。

 

【アルマ・G・ブラワンさん プロフィール】
米軍スービック海軍基地が存在した当時、周辺のバーで働いていたアルマ・ブラワンは、自分と子どもたちのより良い暮らしを願う性産業に従事するフィリピーナたちの擁護者であり、お手本となるモデルである。
現在は、1987年に彼女の力添えで始まった、性産業に従事する女 性と、米軍人を父として生まれた彼女たちの子どもらが立ち寄れる場所、オロンガポのブックロード(「絆」の意味)センターの代表を務めている。
2009年、フィリピン地域国際ソロプチミストから「無名の女性ヒーロー賞」受賞

 

陽気なアルマさんとフィリピンメンバー
~2007年・サンフランシスコ会議にて~

2012年12月7日リンクURL

毎日、朝シャンしているあなたへ

私の母は20年近く地元の赤十字病院で助産婦(現在は助産師という)として働いていました。

もう20年以上も前の話ですが…。

野山に咲き始めた つわぶきの花

病院といっても、他の診療科と違って
産科は、命の誕生を扱うところ。

「私が夜勤のときは、なぜかお産が多くて、
看護婦さんたちは、夜勤が私と一緒だと、忙しいから仮眠が取れないとこぼすのよね」と、自慢とも、愚痴ともつかない話をしながら、いつもにこやかに出勤していました。

そんな母から聞いたこわ~いお話しです。

「でも、最近は奇形児とか無脳児の出産が多くて、
無事生まれて、赤ちゃんの元気な顔を見るまでは気が重い」と言うのです。

そういう産婦さんの羊水は黒くドロッと濁っていて、
強いシャンプーの臭いがするのだそうです。

最近は聞かなくなった言葉ですが
そう!当時は”朝シャン”が流行っていたのです。

合成洗剤の成分や、人工香料などの化学成分で作られたシャンプーが
頭皮や肌から母体内に侵入して、子宮に入り込み、胎児に影響を及ぼす、
と、言うわけです。

それが医学的に証明されたという話は聞いていませんが
40余年間も助産婦として1万5千人以上の赤ちゃんを取り上げてきた母の話に
”黒く濁り強いシャンプーの臭いのする羊水に浸かっている赤ちゃん”を想像して、鳥肌が立ったのを憶えています。

近年”朝シャン”という言葉が聞かれなくなったのは、
毎朝シャンプーする人が少なくなったのではなくて
それが当たり前になったからではないか、とも思います。

と、言うのは
最近、よく読んでいるブログでこんな記述を見つけたからです。

「お風呂タイムに、身体が毒を吸収している!? 経皮毒の対策を!」         

なる記事です。

その一部を紹介すると…

先日、恐ろしい話を聞きました。なんでも、婦人科系の病気で手術をする医師が「最近、女性の子宮を手術すると、子宮がシャンプーの強い匂いがして、その匂いが一日中手から離れなくて困る」と言っていたらしいのです。

 このブログでは、経皮毒をデトックスする必要があり、それには

アーユルベーダの視点から
ヘナやアーマラキーがいいと薦めていました。

私は、そこまで言及する知識はありませんが
20年も前の母の話を、まるで幽霊でも見るように思い出して
またまた鳥肌が立ってしまったのです。

食べ物の添加物だけでなく、
歯磨き、シャンプー、リンス、洗濯洗剤など、皮膚や粘膜を通して
私たちの身体の中に入ってくる”経皮毒”にも気をつけなければと
改めて思ったものです。

 

~愛嬌たっぷり!~
ハローウィンで貰ったカボチャさん

 

 

2012年11月21日リンクURL

蹂躙される島~基地と暴力 届かない声~

ブログの引っ越し作業に手間取り、

大切な沖縄情報をタイミングよく伝えることがきませんでした。

このところ沖縄では、米軍による不祥事が立て続けに起こっています。

 

欠陥機・オスプレーの強行配備」、「米兵による集団強姦致傷事件」、

及び「民家へ押し入り少年への暴力事件」などです。

 

琉球新報の連載企画「蹂躙される島~基地と暴力 届かない声」の

書き手の一人として執筆(11月1日掲載)しました。

県外では、沖縄の新聞は読むことが出来ないので、

内容だけでも知りたいという声をいただきましたので、原稿をブログに転載します。

紙面の形で読みたい方は、「地元紙で識るオキナワ」で検索して、

11月2日の記事をご覧いただくと,   他の書き手の紙面も読むことが出来ます。

 

嵐(台風接近)の中での抗議集会

 

<軍隊は「構造的暴力」~訓練で女性蔑視を植え付け~>

              2012年11月1日 琉球新報掲載     

「性的暴行容疑で2米兵逮捕!」。

テレビ画面の“速報”に、一瞬身体がこわばった。

これまで起こったいくつもの事件が思い起こされて、

またしても再発を止めることが出来なかった無念の思いと怒りが込み上げて

しばらく震えが止まらなかった。

 

米軍は今回の事件に対して、全軍の夜間外出禁止や海軍司令官の謝罪など、

これまでにないすばやい対応を見せた。

それはオスプレーの強行配備に対する県民の怒りが、

これ以上高まらないようにという思惑が見え見えだ。

しかし、どんなに綱紀粛正や米兵の再教育をしようとも、それは真の再発防止にはならない。

なぜなら彼らは全く逆の教育・訓練を受けて兵士になっているからだ。

 

1995年に北京で開催された第4回世界女性会議で、

沖縄の女性たちが「基地・軍隊、その構造的暴力と女性」と題するワークショップを開いた。

沖縄で戦後この方起こり続けてきた米兵による強姦、性暴力事件の数々。

遡れば約160年も前、ペリー艦隊の兵士が沖縄の女性をレイプするという事件を起こしている。

米軍だけではない。

沖縄戦の最中、日本軍はこの小さな島に130以上もの慰安所を設け

朝鮮半島の女性たちをはじめ、日本、沖縄の女性たちを軍隊の性奴隷にした。

これらの事実を無言劇にし、基地・軍隊が内包する構造的暴力を訴えるワークショップだった。

 

「構造的暴力」とは、平たく言えば、「起こるべくして起こる暴力」という意味である。

1996年、「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」が、沖縄の状況を米市民に訴えるため、

アメリカピースキャラバンを行った際、事前の勉強会で元海兵隊員から衝撃的な話を聞いた。

 

兵士の仕事は人を殺すことである。

しかし、人間は普通の精神状態では人を殺すことは出来ない。

では、どうやって人を殺すことの出来る優秀な兵士を育てるのか。

それは、女性蔑視を植え付け、それを利用する」と。

 

例えば、厳しい訓練で根を上げる新兵に対して、上官は

「それでも男か!へなちょこ女め」とののしり、

「お母さんのオッパイを飲みに、国に帰るか?」とあざけり笑う。

特に有効なのは、「兵士のなかにある母親への尊敬の念を叩き潰すことだ」という。

 

軍隊もののテレビドラマや映画には、

よく兵士たちが隊列を組んで駆け足で行進するシーンが登場するが、

そのとき指揮官のかけ声に呼応してリズミカルに発しているあのことばには、

聞くに堪えないような女性への侮辱的なことばが並べられているのだそうだ。

 

このようにして兵士の中に徹底的に植え付けられる女性蔑視は、

考える間もなく条件反射で瞬時に身体が動くよう仕組まれていく。

戦場では強くなければ生き残れない。

自分が強い兵士である証明の一つが、力の弱い女性を強姦することへと繋がっていく。

 

元海兵隊員で後に平和の語り部として活動したアレン・ネルソンさんも繰り返し語っている。

『来る日も来る日も「いかに殺すか」を学ぶ

訓練が終わると、夜は街に繰り出す。目的は三つ。酒と喧嘩と女

タクシーを使って基地に帰ってくるとき、代金は払わない。運転手が要求すると殴り倒す。

女性を訪ねてサービスを受けたあと、やはり「金は払わん」と言う。

それでも請求すると、タクシー運転手と同じ目に遭う。

 

皆さんは「そんなムチャな」と思うかも知れない。

しかし忘れないで下さい。

私たちは毎日「殺し」という暴力を、徹底的に叩き込まれているのです。

その兵士たちが街に出るとき暴力だけを基地に残しておくということはできません

兵士とともに「暴力」が街を横行するのです。

 

不祥事が起こるたびに司令官は、周辺住民に「謝罪声明」を出します。

でも司令官の胸の内はどうだかわかりません。

「この新兵どもも暴力性がようやく身についてきたな。いよいよ本物になってきた。

戦場で使いものになるぞ!」と、ご満悦かもしれないのです』

 

これは、ベトナム戦争の頃の話だが、いまも全く変わっていないことを、

今回の事件は教えてくれる。

まさに兵士による女性への強姦、性暴力は、

暗黙の了解として彼らの任務の一つに組み込まれているといっても過言ではない。

 

オスプレーの強行配備も問題の根っこは同じだ。

作られた差別、さらにその差別を利用して戦争が生み出され遂行されていく

意図的なしくみがある。

抗議集会で誰かが言っていた。「オスプレーが空飛ぶ凶器なら、米軍兵士は、歩く凶器だ!

これは比喩でも何でもない。事実である。

 

米兵による女性への強姦、性暴力の再発防止策は、唯一「基地撤去、軍隊の撤退」以外にない。

その道筋を、私たちは今度こそ見つけなければならない。

 

我がもの顔で 住宅街の上空を飛び回るオスプレー

 

2012年11月5日リンクURL