6:30モノレール安里駅からの風景。朝焼けが美しい。ワンシャッターでは収まらず、写ってるのは半分だけ。まるで火の鳥か龍が飛んでいるような絵が出現していた。なんかいいことありそうな朝だ。
辺野古へ向かう貸し切りバスは、久々の満席だった。
9:00一回目の座り込み。黙々と、淡々と。目をつぶって座っている人の姿が、瞑想のようにも見える。私自身もときどきそのような気持ちになる。世界の軍事情勢は、いまやもう祈るしかないような状況だ。
一回目の座り込みの後、県外からの友人を案内して、久々に浜のテントに行った。外国からのグループが、辺野古の闘いについて説明を受けていた。
このブログで何度か紹介したが、千葉県から「辺野古で頑張っている人たちへの応援に」と、年2回も手作りの梅干しを送ってくださる女性たちがいる。その中心となっているリーダーのOさんが、グループの皆さんからの寄せ書きとカンパを持って、ゲート前を訪れた。
寄せ書きに書き込まれた言葉が熱い。沖縄出身の方もいらっしゃる。国会請願署名や南部土砂問題に対する、地方議会への決議要請行動など一生懸命駆け回っているそうだ。ふるさとへのあふれ出る思いに、涙が出そうになる。
Oさんの来訪は事前に予告していたこともあり、これまでの梅干しへの返礼にと、庭のシークワーサーをもいで持ってきてくれた人、海洋深層水と沖縄ハーブでつくった手作りの化粧水を持ってきてくださった方もいて、テント下では心通う交流の輪が広がった。
コロナ禍が収まり、県外からの参加も増えてきた。「歌で平和を創ろう」と全国から集まったというグループ。いつも歌の絶えない水曜日の辺野古ゲート前だが、また新たな平和の歌声が響いた。
正午前、2回目の座り込み。私はこの後、次の日程のため、後ろ髪惹かれる思いで、辺野古を後にした。
不屈の座り込み「3412日目」の辺野古から