普天間基地の移設に伴う辺野古の海の埋め立て申請に、 仲井間知事が認可するのかしないのか
結論を出す時期が12月の末に迫っている。
周知の通り、仲井間知事は「県外移設」を公約にして
2期目の当選を果たした。
ここにきて、 自民党沖縄県連と沖縄選出の自民党国会議員5名が、 「県外移設」を公約にして当選したのにもかかわらず、
政府自民党の脅し(党籍はく奪、普天間基地の固定化)に屈して、 「県外移設」を撤回、県内(辺野古)移設を表明した。
一方で、那覇市議会の自民党会派は、この状況に反発して、県連役員を辞任したほか、12月定例会本会議で、改めて「県外移設」を求めて「決議」を採択。
仲井間知事も、12月定例県議会で、改めて「県外移設」を堅持することを表明した。
国の、辺野古の海埋め立て申請に対する回答の期限が迫る中
去る10日、「公約を守って、辺野古埋め立てを認めないでください」と知事を励ます集会を女性たちが開催した。
会場の県庁前「県民広場」に、キャンドルやペンライトなどの明かりを手に、およそ500名の女性たちが集まった。
「知事!、国の圧力に屈せず、沖縄の歴史に残る選択をしてください」
「今、沖縄のプライドが試されている。子どもたちに誇れる大人の背中を見せよう!」
「オスプレイが小学校の上を飛び交い、子どもたちがおびえている。こんな状況を未来に残してはならない。知事が公約を変えないよう、私たちが支えたい」と、
明かりがともる県庁舎に向かって、女性たちの切なる訴えが響いた。
皮肉にも、集会が始まる直前、会場の上空をヘリモードのオスプレイが我が物顔に飛んで行った。