参院選~沖縄から

合点ならん4.・28県民大会

合点ならん4.・28県民大会

全国から投票ができる比例区に立候補している
「山シロ博冶」さんとは!

彼が高校の2年生だった1958年、
米軍のジェット機墜落事故や、米兵の性暴力事件などが立て続けに起こった。
( 当時のことを話すとき、いまだに山シロさんは怒りと悔しさに涙し、声を詰まらせる)。

当時、生徒会長だった彼は、生徒たちに呼びかけ
抗議集会へ参加したり、校内でハンガーストを行い
そのことが原因で高校を退学処分となる。

しかし、そんなことでひるむ山シロ博冶ではなかった。
大検を受けて高校卒業資格を取得し大学進学を果たし
卒業して県庁職員となる。

ヘリパット建設に反対して住民が座り込む~東村高江

ヘリパット建設に反対して住民が座り込む~東村高江

公務員としての出世には目もくれず、一貫して労働組合活動を通して 平和運動の現場で先頭に立ってきた。
現在は、沖縄平和運動センターの事務局長を務める。

基地建設に住民が反対して闘ういくつもの現場で
常に先頭に立つ彼の姿がある。

勝手に山シロ博冶応援団長を名乗る辛淑玉(シン・スゴ)さんは、  応援の弁をこう語っている。

≪「山シロ博冶」は、米軍機の墜落を目の当たりにして育ち、高校生の時にはすでに小さな体で国家と対峙していた。インテリの子供ではない。沖縄の現実が、農家の息子を政治の舞台に押し出したのだ。オスプレイ阻止闘争の映像の中に、もみくちゃにされている山シロ博冶の姿がある。その姿はまさに、大地に根を下ろした農民の姿だ。
 先日オバマ大統領は国防大学の講演で「無人機による誤爆で人を殺すことも、テロとの戦いを終わらせるための”リスクの一つ”だと語った。
 ふと、山シロ博冶が目の前でこの言葉を聞いたらどう反応するだろうかと思った。彼は誰もわからない意味不明の声を上げるかもしれない。そして、泣くだろう。殺されゆく命に対して、泣き崩れるだろう。
 泣きながら、あの小さな体で、無人機の引き金を引く部屋になだれ込み、その手にかじりつくだろう。振り払われても、振り払われても、しがみつくだろう。そして彼は、そのままブタ箱入りだ。しかし、それこそが、沖縄が継承してきた、現場での闘いなのだ。
 嘉手納、辺野古、高江と、丸腰の個人が、ゲートや建設車両や、掃海艇の前に立ちはだかって、国家の暴走を止めてきたのだ。山シロ博冶は、そのような沖縄の民衆の闘いが生んだ、民衆の政治家なのだ。
 どこかの「塾」を出てきた者たちのような口の巧さや、かっこいい着こなしなどない。雨の日も、土砂降りの日も、台風の日も、炎天下でも、彼は「人殺し」と向き合っている。
 そこにオバマとの違いがあり、オバマの腰巾着たち(日本の政治家)との違いがある。山シロ博冶は、殺していい命など一つもないと言い切れる、沖縄の魂の継承者だ。日本の国会の中に、彼が必要なのだ

2013年7月20日リンクURL