日本人やめます!~ 今日(6月27日)の辺野古

最高気温33度の辺野古ゲート前。アスファルトの照り返しがきついので、体感温度はさらに2~3度は高く感じられる。

     <午前7時40分のゲート前 機動隊もご出勤>

炎天下の座り込みは、結構堪える。先週あたりから泣き出したサンサナー(アブラゼミ)の大合唱が、余計に暑さを感じさせる。

今週初めから、一日に入る工事車両の数が400台を超えるようになり、危機感が募る。早朝から150人ほどが座り込んだ。

  <博治さんもいるぞ!>

 <今日は南側からの搬入で始まった>

一回目の搬入の後、大阪から退職教師の会のメンバー47名がゲート前を訪れた。

右翼の宣伝カーが、私たちの目の前を5分おきくらいに行き来する。ゲート前のわずか200メートルほどの間でUターンを繰り返し、一日に数十回は往復しているのでは。「日米同盟と尖閣諸島を守る沖縄県民会議」と名乗り、翁長知事、新報、タイムス、社民党、立憲民主党、共産党、ゲート前に座り込む県民を中国の回し者と攻撃し、「かつては新聞を読まないとバカになる、と言われたが、いまは新聞を読むものは~」と、麻生副総理と共通する言い回しで、聞くに堪えない言葉を垂れ流す。だが、ゲート前では誰も相手にしない。

ゲート前で一人の女性がマイクを握って言った。「慰霊の日、翁長知事が病を押して参列し、力強い声で平和宣言を読み上げる姿に感動した。しかし、そのとき安倍総理は、翁長知事の平和宣言に耳を貸すことなく、次に自分がしゃべる原稿を読む練習をしていた。もそもそと口を動かしている様子が、テレビ画面にしっかりととらえられていた。こんな総理と同じ日本人とは思いたくない。恥ずかしい。皆さん、日本人やめませんか?私は、日本人やめます!

メインゲート前でも抗議の声をあげた。

 

まだ、裁判が続く山城博治さん。自由に抗議活動に参加できないので、要請に応えて全国を回り、沖縄の状況を伝える活動に力を入れてきた。でも、全国行脚は6月いっぱいで打ち切り、7月からはゲート前を中心に活動すると宣言。ゲート前に元気な博治節が響いた。

 

2018年6月28日リンクURL