画期的判決~高江抗議市民に対する 通行制止、ビデオ撮影は”違法”

16年11月、高江のヘリパット建設に反対して座り込む市民らの支援に車で向かっていた弁護士を、県警が2時間もの間、車の前後のタイヤにストッパーをはめ通行を規制し、その間1時間半にわたって承諾なくビデオ撮影をされたことに対し、那覇地裁は昨日(16日)「違法」との画期的な判決を下した。

 <17日 沖縄タイムス 朝刊 ↑↓>

訴えていたのは元県弁護士会長の三宅俊司弁護士。三宅弁護士は「全面勝訴。県警の違法行為は、政府の政策を実現するためであることは明らかだ。判決は政府の不当性を表している。裁判所は市民の自由を前提とした職務を要求している」と指摘した。

当時高江では、警視庁はじめ全国から派遣された500名の機動隊と沖縄県警の機動隊合わせて1000名もの機動隊が、抗議する市民を、何ら法的根拠なく通行を規制し、排除するという異常な状態が半年も続いた。その中で取材で現場に向かうテレビクルーや新聞記者も強制排除、拘束されるという無法地帯が出現していた。

いま、まさに辺野古でも同じような状況が起こっており、判決の影響が期待されるが

相変わらず今日も、座り込む市民を強制的に排除し、数台のビデオカメラで市民らを摂り続けていた。

2018年1月17日リンクURL