旧盆ウークイ(送り火)

 

ウークイにはたくさんのごちそうをお供えします。ご先祖様ができるだけたくさんお持ち帰りできるようにとの配慮です。お餅に山海の珍味、お中元でいただいた品々もご先祖様への贈り物なのです。

沖縄は仏教ではないので、お供えのごちそうは精進料理ではありません。魚に豚肉もふんだんに使っています。今どきは、おさがりしたごちそうを子どもたち、孫たちが好んで食べてくれるようにと、出来合いのオードブルや、ケン〇〇〇ーフライドチキンなどをお供えする家庭も多いようです。それも決して悪くはないと思います。

でも、我が家はお餅も含めてすべて手作りしています。(料理上手な妹たちがいるので…感謝!)調理道具も祖母の時代から50年以上使っている年代物ばかりです。

いよいよ送り火を炊いて、お帰りになるご先祖様をお見送りします。ウチカビ(あの世のお金)を燃やして送り火とします。

お父さん、お母さん、おじぃーちゃん、おばあちゃん、ご先祖様!マタヤーサイ(また来年いらしてくださいね)

送り火の翌日。この船(高速艇)に乗って帰ります。

観光客を満載して渡嘉敷港に到着した高速艇・マリンライナーとかしき。

 

 

 

 

 

<ニチニチソウ>                                 <ブーゲンビリア>

 

2017年9月7日リンクURL