今日(7月12日)の辺野古~権力はミミッチイことがお好き!

集中行動日の辺野古ゲート前。今日は正午から那覇で山城博治さんたちの裁判支援事前集会がある他、高江も昨日からオスプレイが、新しいヘリパッドで飛び始めたこともあり、参加者が分散され、いつもの水曜日に比べて参加者が少ない感じがした。

座り込みの準備をしようと工事用ゲートにやってくると、ドラマなどでよく見かける「立ち入り禁止」の黄色いテープが、警察車両を囲むように張り巡らされている。


座るのに邪魔になるので、少し後ろへずらすと機動隊員がすっ飛んできた。
「ここで事件があり、現場検証がまだ済んでいないので、立ち入り禁止にしている」という。

事件とは?ナンバープレートの端が少しめくれている。

まるで「お前たちがやったんだろう!」と言わんばかりの機動隊に抗議して、いつものようにみんなで座り込んだ。

7:30に集会が始まり、間もなく機動隊の指揮官がやってきて、今度はゲートの道路向かいに設置されている救護班用の小さなテント(ブルーシートの簡易テント)を「撤去するよう警告する」との通告。

病人や怪我人が出たときの救護用テントを撤去するとは!」と抗議。しばらく警告の声と抗議の声が飛び交った。

<「警告」に抗議する市民側の責任者>

<抗議の声を無視してテントを撤去する機動隊>

 救護スペースとして設けられたわずか一坪半ほどの小さな日よけテントの設置も認めず、抗議の中を非情にも引きはがして行く機動隊。こんなミミッチイ意地悪をして何になる!

むき出しの炎天下の歩道で、緊急事態に備えて待機する救護班(現役の医師と看護師)。これまで機動隊の乱暴な強制排除によって怪我した人たちを、何十人も救急対応してきた。

<嘘つくな防衛局、負担は増えている!>

「辺野古に新基地をつくることは沖縄の負担軽減になる」とうそぶく沖縄防衛局への抗議をしてきたという女性たち。

 看板の上にさす一筋の白い光が、何やら希望を予感させる。

 3年がたち色あせていたペンキを塗り替えて綺麗になり、見る方も元気が出てくる。

今日も午前中は一台の工事車両も入れなかった。

 海では、3隻の抗議船と12艇のカヌーが、監視と抗議行動を展開している。

 不屈の座り込み1102日の辺野古より。

2017年7月12日リンクURL