那覇を午前5時に出発すると、東村にさしかかる頃、登り始めたばかりの日の出を迎える。身も心も洗われるような清々しい気持ちになり、今日一日いいでありますようにと、祈らずにはいられない。
今日、平和市民連絡会チャーターの大型バスは満員御礼。6人も予約を断らざるを得なかったという。打ち続く国家権力の大弾圧に、どんなことがあってもくじけないという県民の思いが表れている。
土曜集中行動日と県民大会が重なったこともあり、700名余の結集で、砂利トラックの侵入を阻止した。
各市町村の島ぐるみ会議がバスをチャーターして、次々と集まり、11時、県民大会に切り替えられた頃には700名余の参加者となった。
いち早く島ぐるみ会議を結成した北谷町、週一回の辺野古・高江座り込み行動が、この日100回目を迎えたという。
この日、高江・辺野古に連動し、東京はじめ大阪など11か所で、翌11日も含めると計33都道府県37か所で集会が開かれる。東京では3900人が参加したと伝えられた。
高江から那覇への帰途、いつものように、山城博治さんはじめ仲間が不当逮捕・拘束されている名護署によって、激励行動を行った。
いまだがん治療中の山城さん、「足が冷えるので靴下がほしい」との要望で、家族が靴下を差し入れたところ、名護署がこれを認めないことに対し、みんなで抗議した。
体の冷えが一番健康を害する。寒さが厳しくなるこれからの季節。一日も早く博治さんに、暖かい「くつ下を!」と、懸命に訴えた。