もう貝だって黙っていられません~大浦湾の貝類の話(講演会)

(今日、辺野古でこんなチラシが配られました。講演会のご案内です)

もう、貝だって黙っていられません。私の名前は「サンゴウラウズ」。世界に一属一種、大きさ3センチくらいの小さな巻貝です。世界でも辺野古の大浦湾でしか見つけられません。一属一種と言うのは佐渡のトキ、やんばるのノグチゲラとおなじ貴重な存在です。

(貴重なのは)、私だけではありません。辺野古の大浦湾には少なくても、1000種を超える私(貝)の仲間たちが住んでいます。20002年、2006年の調査で、この海域で8種類の日本では初めての貝が確認されました。

狭い地域に、多様な環境を持つ辺野古沿岸地域・大浦湾は、沖縄の貝類の典型的な生息環境をセットで再現できる貴重な海なのです。

私たちの住むこの豊かな海に毎日、10㌧トラック400台分もの砕石が投下されています。苦しいです。助けてください。止めてください。

 

昔、「私は貝になりたい」という映画があった。知っている方は70代以上でしょうね。ここで詳しく説明している余裕はないので、気になる方はネットで調べて下されば、このチラシの出だしのことば「もう、貝だって黙っていられない」の深い意味が伝わるかと思います。

こんなに美しい大浦の海。ここに活きる数えきれないほどの貴重な命が消し去られようとしている。

 

2018年5月30日リンクURL